深夜2時、リビングで震える指
「また写真が保存できません…」
スマホの冷たい警告メッセージに、思わず舌打ちしそうになった。
運動会で必死に撮った動画。娘の初めての発表会。夏休みの家族旅行。
…全部、消せない。消したくない。
でも、有料プランに課金?月250円?
「それくらい払えばいいじゃん」
夫なら、きっとそう言う。
でも、私には言えないことがある。
Netflix月990円、Spotify月980円、子どもの通信教育月2,980円、ママ友ランチ月3回で約4,500円…
毎月の「小さな出費」が、気づけば1万円を超えている。
「また無駄遣い?」
夫の呆れた顔が浮かぶ。
だから、深夜2時のリビング。
子どもが寝静まった今しかない。
エアコンの低い音だけが響く部屋で、スマホの明かりだけを頼りに、私は検索窓に打ち込んだ。
「Googleドライブ 無料 容量 節約」
冷めきったコーヒーを一口飲んで、画面をスクロールする。
目が痛い。でも、諦めたくない。
そして、見つけたんです。
「無料の15GBでも、工夫次第で2年以上使える方法」を。
ただし、正直に言います。
「昔ほど楽じゃない」のも事実です。
2021年にGoogleのサービスが大きく変わって、以前のような「写真も書類も無制限!」とはいかなくなりました。
でも、その現実を知った上で賢く使えば、有料プランに課金せずとも、家族の大切なデータを守れます。
この記事では、2021年以降の最新ルールを踏まえた、正直で現実的な活用法をすべてお伝えします。
【衝撃】2021年6月、Googleが変えた「3つのルール」
「Googleドライブって、前は無料で使い放題だったよね?」
その認識、実は2021年6月で終わっています。
私も最初、この変更を知らずに「あれ?なんか容量減るの早くない?」と焦りました。
調べて分かったのは、ルールが根本的に変わっていたこと。
変更前(2020年まで)
✅ Googleフォトの「高画質モード」なら写真・動画が無制限
✅ Googleドキュメント、スプレッドシートは容量にカウントされない
✅ 実質、15GBは「その他ファイル用」だった
変更後(2021年6月〜現在)
❌ Googleフォトは「保存容量の節約モード」でも15GB制限内にカウント
❌ Googleドキュメント、スプレッドシートも新規作成分は容量を消費
❌ Gmail、Googleドライブ、Googleフォト、すべて合わせて15GBが上限
つまり、家族全員の写真も、仕事のメールも、家計簿も、ぜんぶまとめて15GB。
「え、じゃあ足りないじゃん…」
最初、私もそう思いました。
でも、諦める必要はありません。
ルールが変わったなら、そのルールの中で賢く使えばいいだけです。
なぜ私は「月250円」を払いたくないのか
「たかが月250円でしょ?ケチすぎない?」
ママ友にそう言われたことがあります。
その時、うまく言い返せなかった自分が悔しかった。
でも、今ならはっきり言えます。
月250円が問題なんじゃない。「本当に必要なのか分からないまま払い続けること」が問題なんです。
私の友人は、Google Oneに課金したものの、結局容量の半分も使わず「もったいなかった」と後悔していました。
年間3,000円。
3年で9,000円。
5年で15,000円。
この金額で、子どもに絵本を何冊買えるでしょうか。
家族で回転寿司に何回行けるでしょうか。
だから、「無料で足りるなら、それがベスト」なんです。
例えるなら、大きな冷蔵庫を買うのではなく、今ある冷蔵庫を整理整頓して使いこなす主婦の知恵。
それが、これからお伝えする「無料15GB活用術」です。
【実践1】家計簿管理:Googleスプレッドシートで夫婦の信頼を取り戻す
Before: 「今月いくら使った?」に答えられない惨めさ
夫の帰宅前、私は財布からレシートの束を取り出した。
コンビニ、スーパー、ドラッグストア…
もうぐちゃぐちゃで、何がなんだか分からない。
「今月の食費、いくらだった?」
夫のその質問に、私は目を逸らした。
言えない。分からないから。
電卓を叩く指が震える。
287円…1,580円…4,320円…
合計金額を見て、血の気が引いた。
「…8万2,000円?」
予算は6万円だったはずなのに。
いつの間に、こんなに使ってしまったんだろう。
夫は何も言わなかった。
その沈黙が、責められるよりもつらかった。
After: リアルタイム共有で、夫婦の会話が変わった
Googleスプレッドシートを使い始めてから、すべてが変わりました。
今では、夫から「今月の食費、いくら?」と聞かれても、
「今5万2,000円だから、あと8,000円は余裕あるよ」
と即答できます。
夫も驚いていました。
「…ちゃんと管理してるんだな」って。
その言葉が、どれだけ嬉しかったか。
なぜスプレッドシートが人生を変えたのか?
容量について正直に言います:
2021年6月以降、スプレッドシートもわずかですが容量を消費します。
でも、安心してください。
1つの家計簿ファイルは数KB〜数十KB程度。
写真1枚が1〜2MBなのに対し、家計簿100個作っても写真1枚分にもなりません。
つまり、書類管理には最適なんです。
私の実践方法(5分で設定完了)
Step 1: テンプレートをコピー
Google検索で「家計簿 スプレッドシート テンプレート」と調べて、気に入ったものをコピー。自分で一から作る必要なし!
Step 2: 月ごとにシートを分ける
「2024年12月」「2025年1月」…とタブで管理。
グラフを入れると、支出の推移が一目瞭然。
Step 3: 夫と共有設定
「編集権限」を与えることで、夫が買い物したときも入力してくれるように。
最初は「面倒くさい」と渋っていた夫も、今では自分から「今日◯◯円使ったから入力しといたよ」と言ってくれます。
実感した3つの変化
①「見える化」で無駄遣いが自然と減った
グラフで「食費が予算オーバーしてる」と視覚的に分かるから、自然とブレーキがかかる。
②夫婦の会話が前向きに
以前:「また使いすぎ?」(責められる)
今:「来月はここ削ろうか」(一緒に考える)
③年間で約4万円の節約を実感
見える化で無駄遣いが減り、気づけば年間4万円も浮いていました。
【実践2】レシピ整理:「あのレシピどこ?」地獄からの解放
Before: クックパッドのブックマーク迷子、雑誌の切り抜き行方不明
「あのレシピ、どこに保存したっけ…?」
料理中にスマホを開いて、ブックマークを必死にスクロール。
100件以上あるブックマークの中から、「鶏肉の何か」を探す。
見つからない。
イライラする。
子どもは「ごはんまだ?」と催促。
「ちょっと待って!」
声を荒げてしまって、後悔する。
雑誌の切り抜きは引き出しの奥で、二度と発掘されることなく眠っている…。
After: 5秒で見つかる、自分だけのレシピ図書館
今では、「鶏肉」と検索窓に打ち込むだけで、
10件のレシピがズラリ。
URLをタップすれば、元のサイトの綺麗な写真と正確な分量が見られる。
料理中のイライラが、嘘のように消えました。
【最もおすすめ】スプレッドシートに「URLだけ」貼る運用
最初、私も「スクショして画像保存すればいいや」と思っていました。
でも、気づいたんです。
画像で保存すると容量を食うし、後で検索しにくいって。
そこで行き着いたのが、
「レシピ画像そのものを保存するのではなく、レシピがある場所(URL)を保存する」方法です。
私の実践方法(超シンプル)
Googleスプレッドシートで「レシピ集」を作成:
| カテゴリ | 料理名 | URL | メモ |
|---|---|---|---|
| 和食 | 鶏の照り焼き | https://… | 子ども大好き |
| 洋食 | ハンバーグ | https://… | 時短15分 |
| お菓子 | チョコケーキ | https://… | 誕生日用 |
レシピを見つけたら、URLをコピペするだけ。5秒で完了。
このやり方の4つのメリット
①容量がほぼゼロ
URL(テキスト)だけなので、何千件保存しても15GBを圧迫しない
②正確な分量
元のサイトを見るので、分量の間違いがない
③写真付き
完成図や工程写真もそのまま見られる
④検索しやすい
「鶏肉」「時短」「お弁当」…材料名でも用途でも一発検索
デメリットと対策
デメリット:元のサイトが閉鎖されると見られなくなる
対策:
- クックパッドやクラシルなど大手サイトなら、まず心配なし
- 本当に大事なレシピだけ、PDF化で保存(後述)
【サブ案】Google Keep(メモアプリ)で画像付きリスト化
「スプレッドシートだとちょっと味気ない…」という方には、Google Keepがおすすめ。
やり方:
- レシピサイトの「共有」ボタンをタップ
- 「Google Keep」を選択
- 自動で料理名とサムネイル画像付きでメモが作られる!
見た目が「料理本」みたいで探しやすい。
容量もごくわずか(サムネイル画像だけなので)。
私は、
「よく作る定番レシピ」→Google Keep
「いつか試したいレシピ」→スプレッドシート
と使い分けています。
私の容量使用状況
レシピ管理で使っている容量:わずか10MB以下(15GBの0.07%)!
- よく作る定番レシピ(30個):Google Keep
- いつか試したいレシピ(200個以上):スプレッドシート
- 雑誌の特別なレシピ(10個):PDF化
【実践3】買い物リスト共有:夫が牛乳を3本買う悲劇を防ぐ
Before: LINEで「牛乳買ってきて」→「もう買った」のすれ違い
私がスーパーで牛乳を手に取った瞬間、LINEが鳴った。
夫からのメッセージ:「牛乳買ってきた」
「…え?」
見れば、夫も今スーパーにいるらしい。
しかも同じスーパー。
結果、冷蔵庫には牛乳が3本。
「なんで確認しなかったの?」
「LINEしたじゃん」
「見る前に買っちゃったんだよ…」
無駄な出費と、言い合いと、ため息。
After: リアルタイム更新で、夫婦のイライラが消えた
今では、買い物リストを夫と共有しているので、
リアルタイムでチェック済みかどうかが分かります。
夫が先に牛乳を買えば、私のスマホにも「チェック済み」が表示される。
重複なし。無駄なし。ストレスなし。
設定方法(3分で完了)
Step 1: Googleスプレッドシートで買い物リスト作成
シンプルに「品目」「チェック」の2列だけ。
Step 2: 家族と共有
夫のGoogleアカウントに「編集権限」を付与。
Step 3: スーパーでスマホから確認
チェックボックスにチェックを入れながら買い物。
ハック技
カテゴリ分け:
「野菜」「肉・魚」「日用品」でタブ分けすると、スーパーで回りやすい
定番品リスト:
よく買うものは別シートに「定番リスト」として保存。コピペで追加すれば入力が楽
【実践4】家族写真・動画:容量節約の5つの秘訣
Before: 「容量がいっぱいです」の恐怖
子どもの成長記録、家族旅行…
大切な写真が増えるほど、スマホの容量は圧迫される。
削除するのは怖いし、有料プランは躊躇する…。
「また写真が保存できません」
このメッセージを見るたびに、心臓がギュッとなる。
After: 厳選と工夫で、無料15GB内に収める
【正直に言います】家族4人で2年分は厳しい
以前の記事などで「無料で何年も大丈夫!」と書かれていることがありますが、
2021年以降の仕様では、家族4人の写真を2年分保存するのは現実的に不可能です。
- Gmailやドライブの書類と合わせて15GB
- 最近のスマホ写真は、圧縮しても1枚1〜2MB
- 動画を含めると、数ヶ月〜1年程度でパンクする可能性大
でも、諦めないでください。工夫次第で十分に使えます。
容量を守る5つの秘訣
秘訣1: Googleフォトの「保存容量の節約」モードを使う
【重要】誤解しないでください:
このモードでも15GB制限内にカウントされます。
ただし、元の画質より圧縮される(16MP以下、動画は1080p以下)ため、
元の画質で保存するよりは容量を抑えられます。
設定方法:
- Googleフォトアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコン→「フォトの設定」
- 「バックアップ」→「バックアップの画質」
- 「保存容量の節約画質」を選択
秘訣2: 月1回、「本当に残したい写真」だけを厳選
「全部残す」から「厳選する」発想へ。
Googleフォトの便利機能:
- 「ライブラリ」→「ユーティリティ」→「不鮮明な写真」で自動検出
- ブレた写真、似たような写真を削除
- 削除後は必ず「ゴミ箱を空にする」(ゴミ箱も容量を消費します)
秘訣3: 動画は特に要注意
運動会の動画など長時間のものは、容量の大半を占めます。
対策:
- 無料のスマホアプリ「VideoSmaller」などで圧縮してからアップ
- または、YouTube非公開アップロードを活用(容量無制限の裏技)
- 本当に大切な動画だけGoogleフォトに、その他はYouTubeへ
秘訣4: 共有アルバムで祖父母と
Googleフォトの「共有アルバム」機能で、離れて住む両親にも孫の写真を自動共有。
ポイント: アップした人(あなた)の容量のみ消費、見るだけの祖父母側は容量を消費しません。
秘訣5: 年に1回、外付けHDDやUSBメモリにバックアップ
完全にクラウドに頼らず、1年分は外部ストレージにも保存。
おすすめ:
- 外付けHDD(1TB):5,000円〜
- USBメモリ(128GB):1,500円〜
私の現実的な運用
- Googleフォト: 直近1年分のみ保存(定期的に古いものを削除)
- 外付けHDD: 過去の写真はすべてここに保存
- YouTube非公開: 運動会など長時間動画はここ
結果: 無料15GBで1年以上快適に運用中です。
【実践5】その他の主婦が喜ぶハック集
スケジュール共有でバタバタ解消
Googleカレンダーと連携して、夫の予定、子どもの習い事、病院の予約…すべて一元管理。
- 「今日、◯◯ちゃん塾だよね?」がなくなる
- 夫婦で予定の抜け漏れチェック
- リマインダー機能で通知も自動
書類のスキャン保存
領収書、学校からのプリント、取扱説明書…紙の書類をGoogleドライブアプリでスキャン。
やり方:
- Googleドライブアプリを開く
- 右下の「+」→「スキャン」
- 書類を撮影→自動補正→保存
容量消費: PDFは1枚数十KB〜数百KB程度(写真より軽い)
「あのプリント、どこいった?」がゼロになります。
容量を無料で守る最終兵器
大容量ファイルを探して削除
- Googleドライブで「保存容量」順にソート
- 不要な大きいファイルを削除
- 古い動画や重複ファイルを見つけやすい
Gmailの添付ファイル整理
Gmail検索窓に「larger:10M」と入力→10MB以上のメール一覧→不要なものは削除
さらに絞り込む:
larger:10M older_than:1y→10MB以上で1年以上前のメールhas:attachment→添付ファイル付きメールすべて
【番外編】それでも足りない場合の代替案
正直に言います。家族で写真をたくさん撮る場合、無料15GBでは厳しいです。
そんな時の現実的な選択肢:
1. Amazon Photos(プライム会員なら写真無制限)
- プライム会員なら写真が容量無制限(動画は5GBまで)
- 年間5,900円(月額約492円)でプライムビデオやお急ぎ便も使える
- Google One 100GB(月額250円)より実はお得かも
私の使い分け:
- 写真:Amazon Photos(無制限)
- 書類:Googleドライブ(15GB無料)
- 動画:YouTube非公開(無制限)
2. YouTube非公開アップロード(動画無制限)
- 非公開設定でアップロードすれば、動画が容量無制限
- 家族だけで共有可能
- 画質も自動で最適化
3. 外付けHDD/SSD(買い切り型)
- 初期投資5,000円〜10,000円で、1TB〜2TB
- サブスクと違い、買い切りなので長期的にはお得
- スマホ直結型なら、パソコン不要
計算してみると:
- Google One 100GB:月額250円 × 24ヶ月 = 6,000円
- 外付けHDD 1TB:5,000円(買い切り)
2年以上使うなら、外付けHDDの方が安い!
まとめ:無料15GBでも、工夫次第で「十分使える」
深夜2時、リビングで検索していたあの夜から、半年が経ちました。
今では、無料15GBで快適に使えています。
2021年のルール変更で、「無料で何でもかんでも」とはいかなくなりました。
でも、実際に工夫して使ってみると、
書類管理や必要最小限の写真保存なら、無料でも十分だと気づいたんです。
大切なのは、「大きな容量を買う」ことではなく、
「今ある容量を賢く使う」こと。
それは、限られた食材で美味しい料理を作る主婦の知恵と同じ。
私の実践結果(15GB中の使用量):
- 家計簿・書類:約500MB
- レシピ管理:約10MB
- 厳選した写真(1年分):約8GB
- Gmail:約2GB
- 合計:約11GB(余裕あり!)
もしあなたが、
「有料プラン、本当に必要かな?」と迷っている
「でも無料だと不便そう…」と不安に思っている
なら、ぜひ今日からこの記事の方法を1つでも試してみてください。
お金をかけずに、暮らしをアップデートできる。
それが、2021年以降の「賢いGoogleドライブ活用術」なんです。
