せっかくバイク女子になったのですから、できるメンテナンスは自分でやっていきたいもの。
まずは、そんなメンテナンスの入り口は洗車から始めてみましょう!
「洗車をすることでいち早く異常を察知できるから洗車がメンテナンスの第一歩なんだ!」とベテランライダーさんはよく口にされますが、実際のところ初心者にはそんなことは無理です。
その部品がなんの部品だかもわかりません!
仕方ないです!最初から難しく考えないでください。
洗車の目的はオシャレなバイク女子。それで良いのです!
バイクは走れば汚れるもので、汚れたままではせっかくのオシャレなバイクが台無しです。
常に綺麗なバイクに乗ることを心がけましょう。
洗車やメンテナンスをより楽にしてくれるアイテム!
それはズバリ○○!
では早速オシャレバイク女子になる!と思い立って洗車を始めようとするのは良いのですがこれがやってみると意外と大変。
特に自分の腰よりも高い位置は割と苦労もなく進められるのですが、タイヤなどの低い位置の掃除って腰は痛くなるし、ずっとしゃがんでいるのもつらいしとっても大変。
でもそんな億劫な場所ほど見られる場所。とはわかっていますが、何とかもう少し楽できないかしら?
そんな時にオススメのアイテムが、ズバリ!メンテナンススタンド。
メンテナンススタンドとは、その名の通りバイクをメンテナンスする際により効率的に作業ができるようにするためのものです。
具体的には、前後のタイヤをリフトアップ(持ち上げる)事ができるもの。
持ち上げるというととてつもなく難しそうに感じますが、実は慣れてしまえばなんてことのない作業です。
いかにもメンテナンス上級者御用達のイメージのあるメンテナンススタンドですが、実は逆に初心者にこそ手に入れてもらいたいアイテムです。
特にメンテナンススタンドメーカーで有名なJ-Tripには「はじめてスタンド」という優れものがあります。
公式HPの製品紹介ページに動画が載っていますがウソのように簡単に使う事ができるので初心者にも女子にもオススメというわけです。
あれ?洗車の話では?と思いましたね?
そうです。このメンテナンススタンドは洗車しかしない人にもオススメ。
オシャレは足元からという事で、バイクの足元すなわちタイヤホイール。
最近は各メーカー、タイヤホイールにも色が塗ってあるバイクが多くなってきました。
以前のように黒が基本だったころでさえ、汚れてくすんだホイールは全体的に汚れているイメージを持たれてしまうので色がついていると尚更きれいを保ちたくなります。
しかし実際のところ、タイヤホイールを掃除するのはかなり骨の折れる作業になります。
サイドスタンドをかけているとバイクは左に傾いているので、タイヤホイールの左側は地面すれすれで掃除しにくいし、少し掃除してはバイクを前進(後退)させながらまんべんなく掃除しなくてはなりません。
その点、メンテナンススタンドを使うとバイクは地面に対して垂直になっている上、移動させることなくタイヤを空転させることができるのでタイヤホイールのお掃除が飛躍的に楽になります。
更に楽な体勢で作業をすることができるので色々と目配せができるような余裕が生まれ、タイヤの溝の有無(摩耗)やヒビや亀裂のような傷がないかどうかの確認位はできるようになってきます。
ほら、もうメンテナンスの第一歩を踏み出しましたね!
その他、メンテナンススタンドは保管時にも有効です。
サイドスタンドしかついていないバイクは常にタイヤが地面に接地しています。
この時タイヤの接地面には常にバイクの重量がかかり続けていて、タイヤの空気圧が適正であっても長時間駐輪で部分的に変形してしまったり、ヒビ割れの原因となってしまうのです。
メンテナンススタンドをかけっぱなしにすることでタイヤは常に宙に浮いている状態になりますのでタイヤに負担がかかりません。
メンテナンスは全て自分にできるようにならないとダメ?
不慣れなメンテナンスには落とし穴がいっぱい!
さて、メンテナンスの第一歩を踏み出したあなたですが頭の中ではバイクのメンテナンスがちゃんと自分で出来ない人はバイクに乗る資格がないなんて話を聞いた事がありませんか?
バイクは趣向性の高く身体をむき出しで走る乗り物である為、バイクをより安全に走らせるためにバイクのメンテナンスに非常に高い意識を持っているライダーが多くいらっしゃいます。
だからこそ、自分のバイク位自分でメンテナンスしなくちゃだめだ!という意見があるのは事実です。
でも、実際のところはそうとも言いきれません。
というのも、バイク整備にかかわる資格の中に「整備士」というものがあります。
その中でも「タイヤ以外の足回りに関する部分」と「エンジン分解、点検整備」については整備士免許を持っていないと整備をしてはいけないという事になります。
つまりは整備士免許を持っていないと、いくら技術があってもバイクのすべてを自分でメンテナンスすることは法律上できないのです。
もちろん、整備士免許のない範囲でどこまで自分でやるか?という問題はあるものの、技術も経験も乏しい個人レベルで行ったメンテナンスは不完全であるものが多いです。
自分で整備ができない、自信がない場合は無理にやって失敗するよりも、思い切ってバイク屋さんでプロの整備士にお任せにすることも安全上とても大切な選択肢なのです。
止まる・曲がるがきちんとできないバイクは、ライダーにとっても歩行者・他車側にとっても凶器となりえますから!
せっかくの楽しいバイクですから、安全、安心に乗れることがとても重要なのです。
まとめ
バイクのメンテナンスに関わる疑問や不安は解消できましたでしょうか。
今回お伝えした内容を簡単にまとめると、
・バイクのメンテナンスの入り口は洗車から。でも、メンテナンスと難しく考えるのではなくまずは気軽に始めてみる。
・辛い思いをしてバイクを洗車・メンテナンスするのではなく、メンテナンススタンドといった文明の利器を使って出来るだけ楽をすることも考えるのが上手出来る近道。
・整備士免許を持っていないとできないメンテナンスもある為、全てを自分一人でできなくても大丈夫。
という事です。
バイクのメンテナンスに関して疑問や不安があるという事は、それだけ安全に乗る為に必要な事だとわかっているという意味でとても良い事です。
あまり難しく考えるのではなく出来る事が始める事、できない事はバイク屋さんに頼むといった具合に肩の力をぬいてバイクに接していきましょう。
コメント