バイク女子になってみると、おのずと必要なものが出てきます。
中でもレインウェアは時に必要なアイテムになるのですが、毎回使う物でもないし選ぶのもなんだか難しそう。
そんな悩みを解決する今回の記事ですが、まず最初にお伝えしたいのがレインウェアは是非ともバイク用として売られているものを候補に入れて欲しいということ。
最近バイク女子が増え各社レディース物のラインナップが充実してきたとはいえ、もともとバイクという乗り物は男性的なイメージが強く、絶対数でみると圧倒的に男性物のアパレルが多数を占めている現状です。
だからこそ色々と探す楽しさがあるものの、ついつい億劫になってしまいバイク専用ではないレインウェアに目が行きがちになってしまいます。
しかし、バイク用のレインウェアはやはりライダーの為に作られたものだけあって、バイクに乗る上で非常に便利だったり快適だったりと機能性も非常に高いものになっています。
たくさんある機能性の中でもバタつきが少ないこと、防水性・透湿性が高いといった特徴は、ツーリング時の疲労軽減に直結しますので絶対に重視したいポイントです。
重視したいにもかかわらず、購入を悩ませる原因としてプライスタグなどについている防水性や透湿性の数字。
まずはこちらを知ってレインウェア選びの基盤を固めましょう!
まず防湿性とは、工業規格であるJISが定めた測定方法によって、生地の表面がどのくらいの水圧に耐えられるか。というのを表した数字です。
この数字が大きければ大きいほど雨水が中にしみこみにくいということになります。
とはいえ、数字だけ見て比較するのは非常に難儀ですのでここでは「10,000㎜」という数字を一つの目安として考えていきましょう。
この10,000㎜というのは一般的に大雨でも対応できる数字です。
「10,000以上あるからよい」と安易に考えてしまうと選べるバリエーションも減ってしまうため、長距離を含むツーリングをメインに使うのであれば10,000㎜以上。
近距離の通勤が主であればそれ以下でもなんとかなる。といった具合に考えておけば大丈夫です。
次に防湿度ですが、生地1㎡あたりに24時間で何gの水分が透過したかを知るための数字です。
ちなみにここでいう〇gの水分というのはあくまで内側から外側に向けてという意味で汗や湿気などがこれに当てはまります。
数字が大きければ大きいほど蒸れにくい。といった判断ができるかと思います。
また、バイク用のレインウェアにはバタつきを抑えるベルクロが多数用意されていたり、ベンチレーションという空気の取り入れ口をファスナーで開けられるようにしたりとライダーの快適性を重視した装備が備えられていますので、是非ともバイク用のラインナップから選んでみてください。
バイク用レインウェアのラインナップって男物ばかり!?おしゃれなのはないの?
さて、まずは大枠としてバイク用のレインウェアの中からどういった基準で選べば良いかというのはお判りいただけたかと思いますが、いざ探してみるとオシャレなレインウェアやレディースのレインウェアの少なさに少々愕然とするかもしれません。
そんな悩めるバイク女子オススメなレインウェアはロッソスタイルラボ(RossStyleLab)
どちらかといえば、スタイリッシュというよりかはかわいい系ですが、ピンクやブラウンを基調としたクラシカルなイメージでとてもオシャレです。
値段の設定も割とリーズナブルなのに、対水圧10,000㎜と5,000の浸透圧な本格派。
リフレクターがちゃんとついている事で安全性も高いですし、フードが取り外せるのでアメリカンやネイキッド、スポーツバイクでも対応できる守備範囲の広さも魅力です。
次に男女兼用ではあるものの、登山用品で有名なモンベルからストームバイカーというオシャレなバイク用レインウェアもオススメ。
※メーカ直売(アマゾンではヒットなし)
こちらは、さすがは登山用品メーカーが作ったレインウェアという事で耐水圧20,000㎜と透湿性15,000gという抜群の性能を誇ります。
もちろんバイク用に作られたものですから、リフレクター等の安全装備はもちろんの事、
バタつきを抑えるための工夫などもしっかりされており使い勝手も申し分ありません。
ロッソスタイルラボに比べ値段が貼るのがネックですが、最強のレインウェアを求めるならば外せない選択肢です!
バイク用レイングローブは必要??あればベスト!だけど実際のところは?
バイク用のレインウェアはきまりましたか?
実はその他に雨対策グッツでなんとかしたいものがあります。
ズバリ、「手」です。
バイクは全身を使って運転操作をするものですが、特に重要で細かな操作が要求されるのが手です。
手が雨でぬれてぐっしょりになってしまうと、とてもストレスがたまり集中力も落ちてしまいますのでできれば早急に対策を施したいところです。
意外と防水グローブを選ぶのは簡単で、基本的に素材は「ネオプレン」と「ゴアテックスの様な耐水・透湿性のある布製」が人気を二分化しています。
防水性の高さを重視するならネオプレン製を。
快適性を重視するのであればゴアテックスの様な耐水・透湿性のある布製を選びます。
さて、重要と言いながらグローブについてここまで駆け足でお伝えしたのには訳があります。
実はバイク用レイングローブに関して、対策さえわかっていればそれほどまでには重要ではないという事。
何故なら中々朝から雨が降っているのにも関わらずツーリングに行く機会ってそれほどありませんよね?
もちろん、通勤でバイクを利用している方やバイク便の方であれば雨の日でもバイクに乗る機会が多い為購入する意味もそれなりに高いものとなります。
でもツーリングライダーがレインウェアを荷物として持ち運ぶケースはあっても、レイングローブをわざわざ荷物に忍ばせる事ってそれほどあるわけではないのです。
先程は、バイクの操作に重要なんだから手は濡れないように気を付けましょうって言ってなかった?とお思いでしょう。
その通りです。だから対策はしましょう!
そこでオススメしたいのが使い捨ての超薄手のニトリル手袋をはめて、その上からいつものグローブをはめるという方法です。
※アマゾン
ニトリル手袋とは、よくお医者さんが手術の時にはめる薄手のビニールっぽい手袋です。
文字通り使い捨てで、購入するときは大量に箱で売っているのでツーリング予定時間×枚数(双)を目安に持っていくのがオススメです。
レインウェアの収納袋にジッパー付き袋に入れて持ち運ぶと忘れもなく、バッグの中で散らばりにくくて良いですよ。
休憩のたびに新しいものに変える事で、手が濡れてしまう不快感を大幅に軽減することもできますし、非常に薄手の為、スイッチ類をいつとそれほど変わらない感覚で操作する事ができます。
他にも夏用のメッシュグローブでも、冬用のグローブでも対応できるのでわざわざグローブを買い足す必要もなくとても経済的です。
まとめ
バイク女子の雨対策グッツの選び方、いかがだったでしょうか。
選び方がわからないとただただ見た目だけで選んでしまい後から後悔という結果になりかねません。
いくつか商品を紹介させていただきましたが、今回の記事を読んでレインウェア選びの基本を学んでいただいたあなたであれば、ほかに色々と探すことが可能だと思います。
是非ともあなたに合った一着を見つけてくださいね!
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