ママ友って聞くと、まず連想するのが「面倒くさそう」「怖い」
なんだか、やたらネガティブな言葉が後に続きますよね。
実際そんな悪いことばかりではありませんが、筆者の体験も含め、まとめていきます。
小学生までのママ友トラブルの対処法についても参考になればと思います。
ママ友いつから?ママ友ってなに?
「ママ友がさー」「ママ友のね、○○さんが」
そもそも、”ママ友”ってなんでしょうか?
子供の母親という、”ママ”という役割を通して繋がった友人関係の事を言います。どうやら1999年ごろから「ママ友」という言葉は使われ始めたようです。ここ10年ほどの言葉なんですね。
この言葉、聞くだけでネガティブなイメージを持つ人、ポジティブなイメージを持つ人と分かれるから興味深い言葉です。
ママ友のメリット、デメリット
子供を産んでから、「ママ友が出来なかったらどうしよう」「上手く付き合えなかったら」なんて、私も悩みました。子供が関わってくると、どうしても慎重に、小難しく考えてしまいます。
私の経験を通して、ママ友が居てくれてのメリット、デメリットをお伝えします。
★メリット
・同じ母親として話す相手がいることで、安心できる。
・お出かけなどイベント事を楽しめる
・ちょっとした息抜きになる
・気が合えば本物の友達になれる
★デメリット
・合わないママと仲良くなってしまうと、疲れる
・子供が間にいるので中々上手くフェードアウトできない
・グループで仲良くしていると、一部の人がもめた時面倒くさい
合わないママはとことん合いません。
生まれや育ち、環境全て違う人と友達になるのも、子供の頃は容易ですが大人になると、結婚すると、お付き合いの仕方や友達作りって変わっていくもの。
どうしても、家庭それぞれ収入の違い、住む場所、持ち家か賃貸か、夫の仕事、など、私からすればどうでもいいな…と思うことも、人によってはとても気にしていて、そういう物差しで人を見る人もいます。
はっきり言って、ママ友でトラブルが起きやすいのは、こういう”ママ友カースト”で目をつけられたり、狙われると起きやすいのかな?と私は思います。
小学校に行ってもママ友できない。そもそも作る必要あるの?
産まれて出生届を出すと、住んでいる自治体から育児学級などのお知らせが来て、参加したりすると同じ地域のママたちが集まり、子供も同じ時期に産まれた子が集まるので、お話ししやすく、そのまま連絡先交換し、なんて事もあります。
もしくは、児童センターや支援センターなども今は盛んにイベントなどを行っており、そういう場面で。あとは現代風ならSNSで集ったり。
私が正直に思うこととしては、「ママ友」になにを求めるか?によると思います。
遊び相手や、話し相手として求めているのか、学生時代の友達のようにしたいのか。正直、学生時代の友達のようには難しいものがあると思います。
産まれてすぐにママ友!輪に入らなきゃ!は、私は必要ないと思っていて、子どもが歩き始めると、公園や広場で遊ばせるようになってきます。
そういった時、同じ場所に来る人達に挨拶から始め、何気ない世間話など話したり、「ママ友」に関しては、ものすごくスローペースでいいのでは?と思います。
私がこう思っている理由は、この後お話する俗に言う”面倒なママ”と関わってしまった事がキッカケです。
タイプ別ママ友を攻略しよう!上手なお付き合いの仕方!
私の経験談を先ずお話します。
近所のママと、たまたま地域のイベントで知り合い、旦那の地元へ嫁いで来た者同士という事で仲良くなり、頻繁に遊ぶようになりました。
ある程度距離を取らないと、疲れるだろうな。覚悟はしていたんです。
そのママは、はじめの2,3回はポジティブな話題でもちきりで楽しかったのですが、何回か会うにつれて、家族の悪口、子供の発育についての愚痴
とにかく、ネガティブ。聞いてるこちらもうんざりするくらいの話。あとは下品な下ネタ。私は下品な話は大嫌いなので、苦痛でした。
酷い時は、泣きながら電話してきたり、約束していないのに突然訪問してきたり。
あちらからすれば、”何でも話せる!話しやすい!”と思ってくれたのでしょう。
でも、私にも家族がいるし、生活があります。勿論子供との時間も。
挙げ句、うちに長居しては物をせびる様になり、断るといじける。
同じ地域に住んでいる手前、今後の事を考えてしまい中々言い出せませんでしたが、家族との時間や、自分の時間を削ってまでこの人の話を聞く必要あるのか?付き合う必要あるのか?と、疑問視するようになり
グループで仲良くしていたママですが、連絡も徐々に返したり、返さなかったり、電話は一切出ない、アポなしは無視(居留守)を続け、フェードアウトしました。
このママは、俗にいう「距離感のとれないママ」「愚痴ママ」です。
ママ友と距離感がとれない(小学校 幼稚園 保育園)
相手との適度の距離感がない為、この手のタイプのママは人とよく揉めます。
悪気がないのが特徴で、あまり人の事を考えていない、思ったことを口に出したりもするので失言も多く、反感を買いやすいタイプです。
人付き合いの距離感もないため、図々しくなりがちです。
距離感のとれないママとは、どうしても役員や子供の行事などでお付き合いしなければならない場合は、こちらが上手く立ち回ることです。
言うことはしっかり伝え、上手く交わしてスルー。これに限ります。
「愚痴ママ」
ママ友の悪口、義両親や旦那さんの悪口、とにかく、愚痴が多い。
こういうタイプのママは、ハッキリ言って、付き合う事にメリットはないです。
なぜなら、誰の悪口も言うから。悪口で繋がったママって、ロクでもない。
同調しないで上手く交わそうとしても、逆上し「なんで言わないの?」とか、「いいよね、あなたの家は仲良くて」なんて、毒を吐かれた事もあるので
この手のタイプのママも、上手くスルー、なに言われてもハイハイ、程度に心で留め、絶対に一緒に悪口に参加しないこと。
「ボスママ」
ママ友グループでよくボスママ、などとありますが
中には色々と経験豊富で、取りまとめてくれる姉御肌タイプのママもいれば、意地が悪くて、ママ友いじめの首謀者の事を指すこともあります。
姉御肌タイプの面倒見の良いママなら、色々学ぶ事も多いと思うので、当たらず触らずお付き合いすればいいと思いますが
意地が悪いママとは、うまーく関わりすぎないように、フェードアウトしましょう。よく「マウンティング」なんていう言葉もありますが
もし、小馬鹿にされたり下に見られたりしたとしても、同じ土俵に立たない事です。それが、一番利口だと思います。
「SNSママ」
LINEの返信は早い、SNSで写真投稿しまくり、自己顕示欲の強いタイプです。
それが悪いとは思いません。
ただ、中には人のお子さんを撮って無断でインターネットに載せてしまうようなママもいるので、そういうのが嫌な人はこういうタイプのママの動向をしっかりチェックした方がいいと思います。
肖像権という権利もあるので、無断投稿の場合はやんわり、やめてね。と伝える事も大事です。
人付き合いで必ずと言っていいほど、守りたいルールは
1.人の悪口は言わない
2.自分の事はあまり話さない(旦那や家族含め)
3.一歩引いて、よく観察する
4.子供の発育、発達については触れない
4番はママ友特有のルールでしょう。これは、寝返った!ハイハイした!
など、乳児の頃からの発達も個人差が大きく出るので、自分は気にしていないことも相手には大きな悩みの地雷原になったりし得るからです。
面倒な事になる前に、自分から面倒な事に巻き込まれない努力。習慣をつける。
これが、ママ友と上手く付き合う方法だと思います。
まとめ
当時悩んでた頃の私は、常に眉間にシワがよっていて、新たに声をかけてくれるママの事も上辺だけで接し、関わらないようにしてきました。
ところが、気の合わない、疲れてしまうママと疎遠にしてからは自分の心も解放され、笑顔が増えたと周りからも言われます。
今現在私にはママ友が居ますが、基本広く、浅く。
公園やどこかで合えば軽くお話できる程度に保っていて、その中でも同じ様な価値観や行動パターンのママとは、自然とお出かけの話が出たりします。
悪口や、自分の事をべらべら話さなくても、気の合う人って磁石のように吸い寄せられるんだなぁ、としみじみ思います。
もし、今ママ友との関係性に悩んでいる、辛いというママが居たら、相手のママを観察して、先回りして対処していくと気持ちが楽になりますよ。