子供の靴を洗うには?臭い対策も!

最近は幼稚園でも学校でも、週末になると上履きを持ち帰ります。

 

運動靴も一緒に洗う方もいらっしゃるかと思いますが、毎週となると結構面倒ですよね。

 

今回は子供の靴を洗う方法と臭い対策についてまとめました。

目次

子供の靴の洗い方

子供って、わざと水たまりに入ったり、泥を靴でいじってみたり、靴で砂埃をたててみたり、土の上を歩いた足でそのまま靴を履いたり……元気なのはいいのですけれど、「ああ、靴が汚れて洗うのが大変!」と思ってしまいます。

 

正しいお手入れをすれば、汚れも落ちやすく、靴も長持ちしますよ。ポイントは次の通りです。

 

①砂や土でまみれた時は中敷きを外して砂を出し、繊維に入り込んだ砂をはらう。ドロ汚れは乾かして土にしてからブラシなどで払い落とす。

 

②中敷きの指の跡を見てサイズをチェック(指の跡と先端との間が狭くなってきたらサイズアップの合図)。

 

③靴用洗剤または洗濯用洗剤を溶かしたぬるま湯に1時間ほど漬け置きする。

 

④靴用洗剤をつけながらブラシで洗う。中敷きはやわらかめのブラシでやさしく洗う(洗濯機を使う場合は靴用のネットに入れて洗う)。

 

⑤水洗いして洗剤分をよく落とす。

 

⑥洗濯機で脱水すると乾きやすくなる。

 

⑦シューズハンガーなどを利用して日陰に吊るして干す。

 

ちなみに、週末忙しくて、上履きがあまり汚れていない時は、消臭スプレーをするだけで洗わずに持って行かせるというお母さんも結構いますよ。たまにはさぼっても大丈夫です!

 

子供の靴を洗う。それでも取れない臭いが!原因は?

子供が小学校3年生になり夏が近づいてきた頃、急に、学校から帰宅した子供の足や靴下、靴が臭くなって大慌て!!

 

靴に消臭スプレーをしても全く効き目がないほどのひどい臭い!靴の臭いも足の臭いも、洗ってもなかなか取れない!とても悩みました。

 

足や靴の臭いの原因は、足に常在する細菌が増殖することにあります。そして靴の中は次のような点で細菌にとって最適な環境なのです。

 

・温度と湿度

靴の中は通気性が悪いため、体温で温かく、じめじめしていて、細菌が大好きな温度と湿度があります。特に夏場は細菌が増殖しやすくなっています。

 

・汗

足は両足で一日コップ1杯ほどの汗をかくと言われるほど汗っかきです。汗は細菌に分解されて臭いの元になります。

 

・角質

足の裏は皮膚が厚くなっており、体重がかかって靴下や靴で擦れるので、古くなった角質が落ちやすくなっています。この角質も細菌のエサになります。

 

・砂や土の汚れ

小学校の靴箱の前から、靴を履いていい場所までは靴下で歩きます。また、運動場に出る時などは靴を持ってホールを靴下で歩いていきます。どちらも外からの土埃でいっぱいな場所なので、子供の靴下は真っ黒です。こうした汚れも細菌にとっては好都合です。

 

・食生活

こんなことを言うと年齢がばれてしまいますが、私が子供の頃は、学期末(長期の休みの前)にしか上履きを持ち帰りませんでした。確かに真っ黒でしたが臭いが気になった記憶はありません。

 

足や靴の臭いには動物性たんぱく質や、脂肪分、食品添加物、刺激物が多い食事が関係しているそうです。昔とは食生活が変わったことも、子供の靴の臭いに影響しているのです。

 

つまり、小学校3年生になって運動量が多くなり足にたくさん汗をかくようになったこと、汚れた場所を靴下で歩くこと、加えて、その年の夏は特に暑かったこと、などが重なって、急に臭い始めたと考えられました。

 

子供の靴を洗うだけでは臭いは防げない!

 

私は靴の臭い対策をインターネットで調べました。

 

色々な方法がありましたが、毎日続ける必要がありますから、自分と子供が無理なくできそうなことを選んで実践することにしました。それをご紹介しましょう。

 

・靴は2足を交互に履く。

替え靴が必要な場合もあるので、もともと靴は2足ありましたが、交換を忘れることもたびたびあったので、必ず交互に履かせるようにしました。

 

その日履いた靴は殺菌消臭スプレーをしてよく乾燥させます。(私はそこまでしませんでしたが、中敷きだけでも毎日洗うと更に効果的です。)

 

・靴下は木綿のものにし、帰宅したら靴下を脱ぐ

化繊の薄っぺらの靴下は特に臭いやすかったので、そういう靴下は吸湿性のよいしっかりした木綿の靴下に買い換えました。

 

一日履いて細菌が繁殖している靴下はすぐに脱ぎます。

 

本当は帰宅後すぐに足を洗うともっとよいそうですが、子供が面倒くさがることは目に見えているので、そこまで要求しませんでした。

 

・靴下は洗濯前に、「裏返して」部分洗い用の石けんで下洗いする。

靴下は、外は砂や土の埃が、中には落ちた角質がいっぱいです。必ずひっくり返して石けんで中の角質を洗い流し、表に返して外の砂や土も落としてから洗濯します。

 

学校の日は泡が真っ黒になります。お子さんにお風呂で洗ってもらうのもいいですね。

 

・足を殺菌作用のある石けんで洗う。

お風呂に殺菌作用のある石けんを置いておき、身体を洗った後で足だけはそれで洗います。

 

手でよく泡立てて、足の指の間も忘れずに洗いましょう。皮脂が奪われるので、肌が荒れるようでしたら、お風呂上りに保湿クリームをつけます。

 

うちの子の場合は、この4点を実践しただけで、毎週の靴の洗い方は何も変えませんでしたが、すぐに効果が出始めて、だんだん臭いが気にならなくなりました。冬は臭わないのでさぼっています。

 

まとめ

 

子供の靴洗い、面倒ですよね。お子さんと一緒に洗いながらやり方を教えて、だんだん自分でできるようにしましょう。

 

臭いはお友達に何か言われる前に、なんとかしてあげたいですよね。

 

自分で気にして何とかしたいと思っていらっしゃるお子さんなら面倒なことでもやってくれますが、そういう意識のないお子さんの場合は何かしてもらうことが難しいです。

 

ストレスなく続けられることが大切ですから、お子さんに合わせて実践しやすいことを選んで提案してあげてくださいね。

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