身体にいいことがいっぱいのバナナ。
毎日でもバナナを食べたいけれど、毎日では飽きるかも…。
バナナは生で食べるのが一般的ですが、冷凍や加熱をして食べる食べ方もあります。
食べ方によってアップする効能・健康効果もあるのです。
どんな食べ方があるのか見てみましょう。
バナナの栄養と効能についてはこちらに詳しく書いています。
バナナの効能・健康効果!
生のバナナはビタミンを損なわない!バナナの皮はお尻からむく!?
バナナと言えばやっぱり生で食べることが多いですよね。
バナナのよいところは何といっても、包丁などを使ったり洗ったりしなくても手軽に食べられることです。
生で食べるとビタミンを損なわずに無駄なく取ることができます。
手軽なので忙しい朝や、小腹がすいた時、お子様のおやつにも重宝しますね。
皮をむく時に、柄の方からむく方が多いかもしれませんが、実はお尻からむいた方が、筋がきれいに取れて食べやすいそうです。
食べやすい大きさに切ってヨーグルトと混ぜたり、チョコレートソースをかけたりするのも美味しいですし、シナモンパウダーやココアパウダー(無糖)をかけるのもおすすめです。
冷凍バナナ~バナナを冷凍すると栄養(ポリフェノール)がアップ!
完熟したバナナを冷凍しておくと、保存期間を約1か月まで延長することができますし、抗酸化作用のあるポリフェノールも増加します。
冷凍する時には皮をむき、両端を切り落として、丸ごとラップに包むか、好みの厚さにスライスしてフリーザーバックに入れて冷凍しましょう。
丸ごとラップに挟んで手の平で軽くつぶしてから包むと、凍ってもやわらかいので、食べたり利用したりしやすいそうです。
レモン汁をかけておくと変色を防ぐことができます。
凍らせたバナナは自然解凍で半解凍して、あるいは凍ったままで利用します。
そのままでもバナナアイスやシャーベットのように楽しめますし、ジュースやスムージーに入れるのもいいでしょう。
マフィンやクッキー、ホットケーキ、パウンドケーキなどに入れるなど、工夫次第でいろいろなアレンジが楽しめますね。
ホットバナナ(焼きバナナ)~焼きバナナはオリゴ糖がアップ!
バナナは皮ごとオーブンで、または切ってオーブンやフライパンで焼いてそのまま食べます。
ミルクやシリアル、パンなどと一緒に食べるのも美味しいです。
ホットケーキやパウンドケーキ、クッキーなどの生地に混ぜて焼くのもいいですね。
バナナは加熱することで糖度が20%アップします。
ダイエットでストレスがある時に、この甘さはうれしい応援です。
更によいことに、加熱によってオリゴ糖が増えます。
オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やすので、腸の働きを一層よい状態に整え、免疫力や美肌効果がアップすることが期待できます。
また、バナナは南国の食べ物なので、基本的に体を冷やしやすい食べ物だと言われており、腸の働きを低下させてしまいます。
加熱することで身体を温めるので、腸の働きも活発となり、ダイエット効果も向上します。
干しバナナ(ドライバナナ)~バナナは干すとカリウムがアップ!~
干したバナナは甘みも濃縮し、食物繊維やカロテン、ミネラルなどの含有量が増えます。
特にカリウムを最も効果的に摂ることができるそうです。
作り方は、バナナを5~7mmくらいの厚さに切り、クッキングシートの上に並べて天日干しします。べたつかなくなったらネットや網の上で更に乾燥させます。
干す期間はお好みにより2~5日程度です。
保存がきくのもうれしいです。
バナナチップス
バナナをお好みの厚さにスライスして、油で揚げたりオーブントースターで焼いたりしてカリカリにします。
お好みで粉砂糖やシナモンパウダーをふっても美味しいです。
油で揚げるとカロリーは高くなるので、オーブンで焼いたり干しバナナにしたりする方がヘルシーですね。
甘みも、食物繊維やミネラルなどの栄養成分も濃縮するので、バナナの恵みを効率よく摂ることができます。
バナナをジュースやスムージーに!~牛乳との組み合わせで精神安定・熱中症にも
バナナと牛乳を合わせると精神安定、不眠解消の効果がアップします。
また、牛乳には塩分があり、バナナが発汗によって失われたカリウムを補うこと、バナナが身体を冷やす作用があることから、熱中症予防にも効果があるそうです。
バナナはイチゴなど酸味のある果物とは相性が悪いそうですので、合わせる果物には注意しましょう。
バナナを皮ごと食べる!?~バナナの皮にはカリウムが豊富!~
バナナの筋には食物繊維が、皮にはカリウムが豊富なので、皮ごと食べるとバナナの恩恵を無駄なく摂取できるといいます。
そうはいっても、皮を食べるのは抵抗がありますよね。
普通のバナナよりも皮が薄く、皮ごと食べられるバナナもあります。
また、皮ごとジュースやスムージーにしてしまうと、少し苦みのある大人の味になり、気にならずに飲めるそうです。
バナナを他の食材と合わせて効果アップ!
バナナは、ヨーグルト、シリアル、パンケーキ、トーストなどと組み合わせたり、スムージーやジュースに混ぜたり、パウンドケーキやマフィンの具材にしたりと、様々な食材と相性がいい食材です。
シナモンバナナトーストなど、トップクラスの抗酸化力を誇るシナモンを合わせるのは、血管を老けさせない黄金レシピだそうです。
ココア(無糖)と合わせると便秘解消の効果アップが期待できます。
意外にもコーヒーとの組み合わせがよいそうで、カフェにバナナを置いてあることも多いのだとか。コーヒーのカフェインによる体調不良を防ぎ、コーヒーのポリフェノールとのダブル効果で血圧を下げてくれるそうです。
バナナ酢~酢と合わせてダイエット効果アップ!~
厚さ2cmに切ったバナナと黒酢、黒砂糖を耐熱容器に入れ、ふたをせずに電子レンジで30~40秒程度温めてから一晩おきます。
一週間経ったらバナナは取り出します(食べられます)。
酢は血流をよくするので、バナナとの組み合わせで、コレステロールや中性脂肪の低下、ダイエット効果が高まることが期待できます。
バナナはいつ、どのくらい食べる?
バナナを食べるのであれば一日に1~2本、朝か朝晩に食べるのがおすすめだそうです。
朝は1日のうちで最も血圧が上がりやすい時間帯ですが、バナナには血圧を抑える効果がありますし、朝のエネルギー補給にもぴったりです。
セロトニンを増やしてくれること、寝つきをよくするメラトニンが分泌されやすくなることから、不眠の改善にもつながります。
バナナの意外な使い方で美肌に!
バナナの皮でマッサージ!?バナナジェルも
意外なことにバナナは、食べるだけではなく、お肌に直接塗っても美肌効果やイボ取り効果があるそうです。
バナナジェルはバナナを丸ごと焼いて出た汁を化粧水のように使います。
バナナパックはバナナの実をつぶして蜂蜜と混ぜて塗るそうです。
この2つの方法では可食部を使ってしまうのですが、いつも捨ててしまうバナナの皮にも同様の効果があるといいます。
バナナの皮を適当な大きさに切り、内側の白い部分でマッサージすればよいのだとか。
いずれも、10分程度おいてから洗い流すそうです。
かぶれやすい方はパッチテストをしてからお試しください。
バナナのトロピカルな臭いが癒されるという意見もあれば、臭くて10分が辛いという意見もあるようです。
まとめ
毎日でも食べたいバナナ、工夫次第でいろいろな食べ方があり、食べ方や他の食材との組み合わせでより効果を高めることができます。
毎日の健康と美容のために、バナナを積極的に摂りましょう。
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