無事に赤ちゃんを出産された方は両親や親戚、さらには会社の仲間や友人などなど、まわりにいるたくさんの方々から新しい命の誕生を祝ってもらえる機会があると思います。
出産祝いとして、お祝金やお祝品を受け取った場合、お返しは一体いつまでに返すべきなのでしょうか?
一般的には、出産祝いをいただいてから1カ月以内には「内祝い」としてお返しをすることが良いとされています。
また、お返しの相場はいただいたお祝金やお祝品の額の3割~半額程度までとされる「半返し」がマナーとされています。
とはいっても、出産後間もない時期はパパもママも赤ちゃんとの生活にまだ慣れていない頃で慌ただしい日々をおくっているはずです。
ママに限っていえば、産後すぐは外出したり買い物に行くことさえも控えた方がいい時期です。
ここでは、内祝いはいつまでに返すべきか?出産を終えてすぐの大変なときでも、出産内祝いのマナーを守りつつ、心のこもったお返しができる簡単なコツをお教えします。
出産内祝いはリスト化して予算を把握すべし
出産後、自分たち夫婦にお祝いを贈ってくれるだろうと予想できる人たちが何人か思い浮かぶと思います。
それは両親かもしれませんし、叔父叔母などの親戚かもしれません。会社の同僚や友人たちからもお祝いしてもらえる可能性があるとします。
そこで、お祝いをいただく可能性のある人たちをあらかじめ紙に書きだしてリスト化しておくことをおすすめします。
そのリストの人物欄の横にはお祝いを贈る側の相場を調べて加えておきましょう。
例えば、一般的に両親からは5~10万円程度のお祝いを贈るのが相場といわれますし、
叔父・叔母からは3~5万円程度、会社の上司などは1~3万円程度といわれます。
内祝いでは、いただいたお祝い金額の半額程度を返すことになるので、そのリストが直接「出産内祝い予算表」として使えます。
お返しには総額いくらほど準備しておかなければいけないか、事前に把握することができるので、家計も助かります。
ぜひ時間に余裕がある妊娠中に夫婦で話し合い、リストを作成して共有しておいてください。
さらに産院等で無料で配られている内祝いカタログなどを入手しておき、予算に合わせた商品をいくつか内祝い品候補として選んでおけば産後のお返し選定作業も慌てずにすみます。
出産祝いのお返し・内祝いに絶対喜ばれる選りすぐりギフト 10選
面倒でも出産内祝いは個別の贈り物が喜ばれる
さきほど記述したリストには、その人の電話番号と住所(お返しの品を送る先)も一緒に記載しておきましょう。
出産祝いが郵送で送られてきたり、直接受け取ることができない場合もあります。
そんな時でも、すぐに電話でのお礼ができるのでリスト化しておくと安心です。
特にご年配の方に多いですが、お礼の一報を電話でまず入れることを礼儀として重視される方もいますので、相手の電話番号は必須です。
ありがたいことですが、お祝いをいただく人数が多いほどそれぞれ個別にお礼の電話をかけたりお返しを送るのは大変な作業となります。
特に目上の方には失礼があってはならないと思って気も遣うので精神的にも疲れてしまいがちです。
しかし、我が子の誕生を祝っていただいたことへのお礼はきっちりしておきたいですよね。
最近では内祝いの品に熨斗をつけるだけではなく、追加料金なしで個別にオリジナルメッセージを書いたカードを付けてもらえるサービスなんかも探すと見つけられます。
ネットで注文ができる場合もあるので、家から出られない産後のママにとっても助かるサービスです。
時間がある妊娠中にあらかじめそういった個別のサービスがあるショップを探しておくのもいいでしょう。
まとめ
結論として、本来は出産祝いをいただいてから1カ月以内にはお返しをすることが良いとされています。
とはいっても、出産後間もない時期の赤ちゃんとの生活は思った以上に慌ただしく、ほとんど眠れない日も続いているかもしれません。
ですので、出産内祝いに関しては夫婦で協力し、前もって準備しておくことで可能な限り掛ける時間を少なくするようにしておきましょう。
お祝いをいただいたら忘れないうちに、できるだけ早めのお返しの手配をおすすめします。
もしも急遽、内祝いの品を準備しなくてはならなくなった場合はママが無理をしてお返しの品を探しに外に出たり、買い物に行くことは控えた方がいいです。
夫や両親に頼んで買いに行ってもらうか、ネット通販で済ませてしまいましょう。
内祝いの手配は手間ですし、面倒な作業ではあります。
ですが、お祝いしてくださった方々それぞれに心を込めてお返しをしたいですね。
そうすることで、きっと相手には良い印象をもってもらえますし、その方との後の関係も良好なものになることでしょう。
ぜひ、がんばって乗り切ってください!
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