国宝姫路城は平成5年12月に日本で初めての世界文化遺産になりました。
観光で姫路市を訪れる際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
敷地が広くエリアが分かれていたり、動物園が併設されていることをご存知でしょうか!?
また、城内は急な階段があるのでお子さんも一緒に入場する場合には気を付けなくてはならないこともあります。
今回は家族みんなで姫路城を楽しむ方法や、おすすめ周辺施設ランキングをご紹介します。
家族で姫路城を楽しむには!?
姫路城は、1346年、南北朝時代の武将である赤松貞範が姫山と呼ばれていたこの土地に築いたのが始まりです。
戦国時代の武将黒田重隆や羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)などにより建て替え、拡張が行われていきました。
現在の姫路城は、徳川家康の次女である督姫(とくひめ)を妻とする池田輝政により1609年に建築されたものです。
2009年秋から約5年半に渡り平成の大修理が行われました。
完成直後は別名である白鷺城を言い換えて、「白すぎ城」と多くの人が呼んでいたことは有名ですよね。
また、2014年には大河ドラマとなった黒田官兵衛ゆかりの城としても話題になりました。
姫路市のシンボルである姫路城。
お城好きで中までじっくり見たい方はもちろん、ゆったり周辺散策だけでも十分楽しめる姫路城と様々な施設をご紹介します。
アクセス
姫路城はJR姫路駅から徒歩15分ほどの所にあります。
駅からも迫力ある姫路城が綺麗に見えるようになっています。
また、姫路城周辺ループバスを利用すれば、美術館や博物館含む周辺施設へも行くことが出来ます。
一般路線バスも乗車可能な1日乗車券もありますよ。
大人で徒歩15分の距離をお子さんも一緒に歩くと結構大変ですよね。
目的地で遊ぶ体力を残しておくためにも、バスはとても便利ですよ。
車でお越しの方は、姫路城周辺の駐車場をご利用ください。
・大手門駐車場
・大手前駐車場
・姫山駐車場
・城の北駐車場
料金は駐車場によって異なりますが、3時間以内の利用で500円前後です。
広い姫路城はエリアが分けられている
姫路城敷地内には一般観覧エリア(無料)と有料観覧エリアがあります。
有料エリアの料金は、
大人(18歳以上)…1,000円
小人(小・中・高校生)…300円
となっています。
また、併設されている好古園とセットでお得な入場券もあります。
大人(18歳以上)…1,040円
小人(小・中・高校生)360円
有料エリアでは、実際に姫路城の大天守に登れますし、限定イベントに参加出来たりと、より迫力ある姫路城を感じられます。
一方、一般観覧エリア(無料)は誰でも出入り可能で、24時間開放されている公園のようなイメージです。
ここからでも十分姫路城を眺めることが出来ます。
お子さん連れのファミリーが気を付けなければいけないのは、有料エリアにベビーカーを持ち込めないということです。
入城口内にベビーカー置き場がありますので、有料エリアに入る場合は、そちらに置くようにしましょう。
お子さんがぐずったり、抱っこを必要とした時のために抱っこ紐は必須ですね。
また、姫路城内にはおむつ交換台や授乳室はありません。
三の丸広場のお手洗いでおむつを替えてから行くことをおすすめします。
授乳室は、併設されている姫路市立動物園内のはくせい展示室横にあります。
※動物園入場料別途必要
調乳用のお湯などはありませんので、ご自身準備していく必要があります。
子どもは姫路城に登れる!?
私が実際に姫路城内を登って感じたことは、とにかく階段が急で滑りやすく、体力が必要だったということです。
最上階には神社がありお参りをしたり、眺めを楽しむことが出来るのですが、帰りはまた急な階段を降りなくてはいけません。
天井が低い場所があったり、混雑すると中で入場制限がかかり、次の階へ上がるまで待ち時間が発生する場合があります。
抱っこをして登るには大人が大変ですし何より危ないです。
私は主人と2人で登りましたが、小さいお子さんや大人が子どもを抱っこしている姿はほとんど見かけませんでした。
お子さんを連れて行く場合、自分でしっかり頑張って登れる年齢になってからがおすすめです。
また、より城のことを詳しく知りたければ姫路城大発見アプリを利用してみてはいかがでしょうか。
専用アプリをダウンロードすれば、ARやCGを活用した動画や写真で城内のスポットを解説してくれます。
歴史好きのお子さんがいるご家族におすすめです。
お子さんが楽しめる姫路城イベント
・門番さくら組
姫路城の大手門および菱の門を中心に門番を行い、観光客とのふれあい活動を実施しているのが門番さくら組です。
甲冑を着た門番がパフォーマンスをしてくれたし、一緒に写真を撮ることが出来るので観光客に大人気。
活動日時はさくら組のHPをご覧ください。
・しろまるひめ
姫路市のキャラクターでふるさと大使でもあるしろまるひめ。
白いもち肌と姫路城の帽子、桜の髪飾りが特徴のとても人気があります。
可愛いしろまるひめと実際に会えるイベントがあるんですよ!
・姫路城 出改札前付近…毎月第2、4日曜日(雨天中止)
・姫路観光案内所前…毎月第3日曜日
※天候等によって中止の場合あり
※詳しい開催日時はしろまるひめHPをご覧ください
無料エリアでの開催なので、小さなお子さんも楽しめますよ!
姫路城周辺で遊べるおすすめスポットランキング!
姫路城を登れなくても、姫路城周辺にはお子さんも遊べるスポットがたくさんありますよ!
4位…キャッスルガーデン
JR姫路駅前には、水遊びが出来るオープンな憩いの場があります。
姫路城の城壁をモチーフに造られた広場は開放的で、夏水浴びをするのにぴったりです。
ステージでは音楽イベントや新鮮野菜マルシェ、大道芸などが開催されており大人も楽しめます。
3位…姫路市立水族館
姫路城から車で15分ほど。
地元のファミリーに親しまれているアットホームな雰囲気の水族館です。
主に播磨地方の生き物を展示、紹介しています。
人気者ケヅメリクガメやペンギンの餌やりなどのイベントを楽しみながらゆったりした時間を過ごしてみませんか!?
多目的トイレにおむつ交換台があり、総合案内スタッフに声をかけると授乳スペースに案内してくれるので、小さいお子さんがいても安心です。
2位…姫路セントラルパーク
姫センの愛称で親しまれている姫路セントラルパーク。
姫路城から車で20分ほどの所にあります。
魅力はサファリ!
マイカーやバスから迫力ある野生動物の姿を見ることが出来ます。
遊園地や夏はプール、冬はアイススケートも楽しめるのできっとお子さんも大喜びですよ!
園内の案内所やトイレ内に授乳室(給湯器あり)やおむつ交換台があり、ベビーカーのレンタルも可能(有料、台数に限りあり)。
紙おむつの販売もされています。
1位…姫路市立動物園
姫路城敷地内にある、ファミリーが楽しめる動物園です。
ゾウやキリンなどの大型動物をはじめ約100種類の動物を見ることが出来ます。
ふれあい広場や観覧車やモノレールのあるミニ遊園地も人気。
入場料は大人200円、小人(5歳~中学3年生)30円ととても安いですね。
姫路市のHPにてイベント情報が公開されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
姫路市を訪れる際には必ず見たい姫路城。
城内を登る場合、急な階段がたくさんあるので、ある程度しっかり歩ける年齢になってから行くことをおすすめします。
周辺には小さいお子さんが楽しめるスポットがあるので、無理せず家族みんなで遊ぶスケジュールを立ててみてはいかがでしょうか!?
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