待望の赤ちゃんが生まれて嬉しいのは親だけでなく周りも同じ。
お金やベビー用品などいろいろなものを
周りの人たちからお祝いとしていただくことでしょう。
そうなると当然考えなければいけないのがお返しです。
出産祝いをいただいた方へお贈りするものを「内祝い」と呼び、
一般的には赤ちゃんの生後1か月~2か月頃にします。
内祝いは産前から準備をしておくものですが、
意外と忘れがちだったり、悩んでしまったりするのが
内祝いに添えるお礼の手紙です。
まだもらってもいないものに対してお礼の言葉を考えるのも…。
誰からもらうかも分からないし…。
でも赤ちゃんのお世話で頭がいっぱいになった中で
お礼状の文章を考えるのは大変ですよね。
そこでこの記事では、
内祝いに添えるお礼状の例文を相手別に紹介します!
送る相手の想定は以下の3通り。
①目上の人
②親戚
③親しい人
事前に文章を考えておいてもいいですし、
お祝いをもらってから例文を参考に考えても大丈夫。
おさえるべきポイントも解説しますので、
ぜひ役立ててください!
出産祝いのお返しの手紙・相手別の令状文例
相手別の例文を紹介します。
【】については記事の続きで解説します。
①目上の人
拝啓【頭語】
初夏の候、時下ますますご清栄のことと
お慶び申し上げます。【時候の挨拶】
この度は、子どもの出産に際しましてご丁寧なお祝いを頂き、誠にありがとうございます。【お礼の言葉】
○月○日に出生し、×××という願いを込めて★★と命名致しました。おかげさまで産後の肥立ちもよく、母子ともに健やかに過ごしております。これからは夫婦で力を合わせて育児に努めてまいりたいと思います。【近況報告や子どもについて】
心ばかりの品ではありますが、お礼の品をお贈りさせて頂きます。ご笑納くだされば幸いに存じます。【お返しを贈ったお知らせ】
時節柄、くれぐれもご自愛ください。まずは書面にて、お礼申し上げます。【結びの挨拶】
敬具【結語】
平成○○年○月○日【手紙を書いた日付】
×× ××【夫の名前】
××【妻の名前】
②親戚
今年も、早くも半分を過ぎました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。【時候の挨拶】
この度は、素敵な○○をお祝いに頂き、ありがとうございました。【お礼の言葉】
○月○日に誕生した喜びを込めて、名前は××と致しました。おかげさまですくすく元気に成長しております。お近くにお越しの際には、ぜひ娘の顔を見にお立ち寄りください。【近況報告や子どもについて】
なお、ささやかではありますが内祝いをお贈りしましたので、ご笑納ください。【お返しを贈ったお知らせ】
季節の変わり目ですので、くれぐれもお体には気を付けてお過ごしください。お会いできる日を心待ちにしております。【結びの挨拶】
③親しい人
この度は子どもの誕生にあたり、とてもかわいいベビー服を頂きまして、ありがとうございました。【お礼の言葉】
子どもの名前は○○という願いを込めて××と命名しました。おかげさまで母子ともに元気に過ごしております。日々成長する我が子の姿に、父母そろって親バカがとまりません。【近況報告や子どもについて】
お礼のしるしに、心ばかりの品をお贈りさせて頂きました。【お返しを贈ったお知らせ】
今後とも、親子ともどもよろしくお願い致します。【結びの挨拶】
以上が例文です。
これを基本に、生まれた子どもの性別や時期、
もらったものを変えて、自分なりにアレンジしてみましょう。
抑えるべきポイントは次で説明します。
出産祝いのお返しの文章は目的をしっかりと抑える
内祝いに添えるお礼状で必ず抑えるべきポイントは
以下の4つです。
・【お礼の言葉】
・【近況報告や子どもについて】
・【お返しを贈ったお知らせ】
・【結びの挨拶】
何故なら、お礼の手紙を送る目的がこの4つだからです。
今はかしこまった手紙ではなく、
親しい友人相手ならメールでお礼を済ませる人も
多いかも知れません。
メールだとしたら、どんなことを書きますか?
お祝いをくれてありがとう!
子どもには○○とつけました。元気に育ってるよ!
お礼に××を贈ったので受け取ってね。
また近くに来たら遊びましょう!
こんな感じではないでしょうか?
この文章の中に、上記の4つのポイントが
自然と含まれていますよね。
お礼状だからと堅苦しく考える必要はありません。
ただ、伝えたいことをきちんとした形に
書き直すだけでいいのです。
親しい人相手なら4つのポイントを
丁寧な言葉づかいで書けばいいだけ。
相手が目上の人であれば、
敬意を表すための言葉を付け足していけば
それで大丈夫。
親戚やそこまで親しくない人には
・【時候の挨拶】
を付け足す。
会社の上司などより目上の人には
・【頭語】
・【結語】
・【手紙を書いた日付】
・【夫の名前】
・【妻の名前】
を付け足しましょう。
もちろん、親しい友人へのお礼状に書いても
決して失礼ではありません。
まとめ
心温まるお祝いをもらったなら、
お礼の気持ちはしっかり伝えたいところ。
メールや電話でもいいですが、
お礼状という形をとることで
より感謝の気持ちをしっかり伝えられます。
普段手紙をあまり書かないのであれば、
この機会にお礼状をしたためてみては
いかがでしょうか。
季節に合わせた便箋や封筒などを考え始めると、
けっこう楽しいものですよ!
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