「子供が寝ない…2歳なのにどうして夜寝てくれないの?」
小さい子どもの睡眠の悩みはどの年代にもありますよね。
特に2歳くらいになると自我が芽生えてくるので、夜寝ないという悩みを持つお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。
そこで今日は2歳の子どもが夜寝ない原因についてお話していきますね。
・自我の芽生え
2歳の子どもは「イヤイヤ期」真っただ中です。
自我が強くなってきて、自分の欲求と感情をうまく処理しきれない時期になります。
眠たいのにまだ遊びたいと思ってしまうと、その感情がうまくコントロールできないことから夜寝付かなくなります。
・感情を言葉で伝えられない
自我の芽生えとともに強くなってきた自分の感情ですが、まだ言葉がうまく喋れないので相手に伝えることができません。
それにより、イライラして夜寝付かなくなります。
・体力が有り余る
2歳ともなると体力もついてきます。
日中、十分に体を動かしていないと体が疲れていないため体力が有り余り、寝る時間になっても寝てくれなくなります。
・眠ることが怖い
成長するにつれて、何かについて「怖い」という感情を持ってきます。
2歳だと「寝ると怖い夢を見てしまうかもしれない」「暗闇が怖い」「寝ているあいだにお父さんやお母さんがいなくなるかもしれない」と思ってしまいます。
そのような不安から夜眠れなくなるのです。
2歳の子どもが夜寝ない原因についていくつか挙げてみましたが、寝ない原因は子どもによって違います。
また成長の過程で仕方のないこととも言えます。
寝かしつけに時間がかかりイライラするお父さんやお母さんも、成長の過程であるということが分かれば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
2歳の子どもの寝かしつけにイライラ…対策教えます!
夜寝ない原因が成長過程のひとつと言われても、やっぱり子どもには早く寝てほしいですよね。
次に、2歳の子どもを持つ知り合いに聞いたおすすめの寝かしつけ方法を聞いたので紹介しますね。
1.規則正しい生活を送る
これは基本的なことですね。
朝は遅くても7時までには起こしましょう。
カーテンを開けて、太陽の光を浴びて目覚めるようにしましょう。
また、お昼寝の時間には気を付けてください。
長く寝すぎると夜眠れなくなります。
2歳の子どものお昼寝時間は1時間から長くても2時間程度に留めてください。
午前中はたっぷり遊んで、お昼ご飯を食べたあとから14時くらいまでお昼寝時間をとるといいでしょう。
遅くても15時までには起こしてくださいね。
2.外で遊ぶ
午前中のまだ暑くない時間帯に公園や児童館で体を使ってたっぷりと遊びましょう。
また午後のおやつの時間が終わったあとにも外遊びをするといいでしょう。
外で体を動かして遊ぶことで、様々な刺激が与えられ適度に疲れるので夜眠りやすくなります。
3.夜は薄暗いところで静かに過ごす
夜、寝る2時間前くらいから白色球から電球色に変えて過ごすといいでしょう。
また大人にも言えることですが、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを見るのは控えましょう。
パソコンやスマホの画面を見ていると、ブルーライトなどの光で脳が刺激され目が冴えてしまいます。
4.入眠儀式を決める
毎晩、寝るための行動をルーティン化するといいでしょう。
例えば、夕飯→お風呂→水分補給→絵本を読む→就寝などと毎日同じ行動を続けて、絵本を読み終わったら寝る時間なんだと子どもにインプットさせると効果的です。
このとき絵本は子ども自身に選んでもらい、子どもの欲求を満たしてあげましょう。
また、寝るまでの行動を子どもにもわかりやすくカードにして可視化するといいでしょう。
ひとつの行動が終わったらカードを移動させ、子どもが次に何を行動すればいいのかサポートしてあげるとイヤイヤ期でもスムーズに行動してくれる可能性があります。
5.安心させる
寝る前に子どもとたくさんスキンシップを取りましょう。
抱き締めてあげたり、くすぐってあげたりしましょう。
ただ興奮させすぎると目が冴えてしまうので、適度にスキンシップをとって子どもを安心させてあげてください。
6.思いきり遊ばせる
何をしても寝ないときは寝ません。
無理に寝かしつけるより、子どもの遊びたいという欲求を満たしてあげるほうがすんなり寝てくれるとこもあります。
子どもが寝たらしなければいけない家事のことは一旦忘れて、思いきり付き合ってあげましょう。
7.先に寝る
お父さんやお母さんが先に寝てしまうと子どもも寝てしまうことがあります。
寝たふりで、敢えて寝息をたてて眠るのも子どもの眠りを誘うことがあるでしょう。
子どもと一緒に早く寝て、早朝に家事をやるという方法もあります。
いかがでしたか?
子どもが時間通りに寝てくれないとイライラしてしまいますが、色々試してみて子どもにあった方法を見つけてみてくださいね。
2歳の子どもが夜泣きする原因は?
2歳の子どもは夜寝ないだけではなくて、夜泣きもするんです。
赤ちゃんのころも同じことが言われていましたが、やはり2歳の夜泣きも「成長過程」です。
赤ちゃんのころとは違って、心と体のバランスがうまくとれないことが原因のようです。
色々なものを見て刺激を受けるようになります。
しかしそれを感情や欲求としてうまく処理できないのです。
成長過程なので自然におさまるのですが、夜泣きはツラいですよね。
夜泣き対策の方法としては、基本的にはやはり生活リズムを整えることが重要になってきます。
朝は太陽の光で目覚め、昼寝は長時間させないようにしましょう。
まとめ
子どもの睡眠の悩みは産まれたころから尽きませんね。
特に2歳にもなると自分の感情も出てくるので対応が難しくなってきます。
体力も付いてきて泣く声も大きくなり、親としては疲れてしまいますよね。
でもこれは成長過程だと思って広い心で乗り切るしかありません。
お父さんとお母さんが協力して乗り越えていきましょう!
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