子供は、1歳から少しずつ自我が出始めます。行動範囲も広がり物事に対して体を動かしたり、言葉で表現したりと対応しようとします。
子供の成長は、見ていても嬉しいです。
しかし、子供と接して場面で、「あれ?」と思わせる行動を見ると不安や疑問を抱くママ(もいると思います。
2歳ごろの不安に思う行動の一つとして今回は、「落ち着きがない」「怒りやすい」など、「多動」の症状ついて紹介していきます。
症状の特徴などを理解し、子供の接し方などを参考にしてみてください。
2歳ごろの多動の症状とは?!
1歳前後より自分で歩くことができるようになると、行動範囲も広がり色々なことを吸収します。2歳前後では、言葉や体を使い自分の気持ちを伝えようとします。
そんな成長を見ている中で、「あれ?」と思わせる行動や言動で不安になることがあるかもしれません。
以前は、「あれ?」と思わせる行動をしても「その子の個性」と受け止められることも少なくともあったかと思われますが、現在は「個性」ではなく「障害」として認識させることが増えたように感じます。
また、小さい子供であれば尚更、周囲の人に障害と理解されづらく、「乱暴な子だな」「親のしつけができてない」と誤解を受けてしまうケースも多々見られます。
「障害」と聞くと、とても深刻に受け止めてしまう方もいると思います。不安をすこしでも取り除き、子供の成長を見守り、育んでいくためにも症状や特徴・接し方、ポイント押さえて理解してあげましょう。
多動の特徴は?
「多動(性)」は、落ち着がなく、急に立ち上ったり、走ったり、些細なことでカッとなりやすい特徴があります。「乱暴な子だな」という印象を与えてしまい大人から注意されやすい傾向があります。
2歳「多動」に見られる症状とは?!チェックしてみよう!
もしかしたら自分の子供が「多動(性)」かもと心配されているママやパパへ次の行動リストの中で、いくつ当てはまるかをチェックしてみてください。
・気が散りやすい。集中力が続かない。
・落ち着きがなく、一つのことを持続することが難しい、または困難である。
・忘れ物をしやすい。モノを無くしやすい。
・事前によく考えて行動できない。物事をパッと判断してしまいミスをすることが多い。
・理解していても従おうとしない。
・人との生活のなかで、ルールが守れない。
いくつ当てはまりましたか?当てはまるチェック項目が多いほど「多動(性)」の可能性が高くなります。
多動の子供に対する接し方とは⁉
「多動」と思われる子供は、いろいろな場面で支障をきたしてしまうことが多々あります。そのため、子供に対する接し方について、理解することが重要になっていきます。
・何よりも褒めてあげましょう。
相手に対してケガなど与えてしまうなどの行動は、必ず注意しますが、基本、何か物事に成功したら、よく褒めてあげましょう。
・子供に自覚させる。
どういったことが過ちであるかを、きちんと教えてあげましょう。
・ルールやマナーはゆっくりと丁寧に指導する。
守るべきルールやマナーは、ゆっくりと丁寧にお話しします。
その後、子供がルールを守れているかを観察し、できていない場合は、また理解できるように指導を繰り返していきましょう。
・子供の特徴や才能を発見し、その才能を伸ばしてあげましょう。
多動(性)の子供は、自分が好きだなと思う事柄に対しては、遺憾なく力・才能を発揮することが多いです。
そんな力や才能を大人は発見し、サポートしてあげましょう。
一人で抱え込まないのが、症状改善の近道?!
「子供が成長すること」は、大人にとって喜ばしいことです。
が、ひとたび「あれ?」「どうして?」といった行動がいくつも見えてきてしまうと誰しも不安になってくるでしょう。
でもそんな場合こそ、大人がどっしりと構えて子供を支えてあげてください。
また、不安や心配ごとは、自分一人で解決しようと思わず、周囲での相談できる方、保育施設、子供支援の病院などたくさん活用しましょう。
私の子供は、2歳の時に保育園の先生から
「きちんと座っていられない。急に走り回ったりするなど、気になると思われる行動が見受けられます」と教えられました。
確かに、日常でも買い物へ一緒に出掛けても、店内を走り回ったりと落ち着きがなく「大変だな」「あれ?」と思うことがありました。
その後、子供といろんな施設に相談に行ったり、病院へ行き、検査を受け、「多動症」と診断を受け、現在は先生のもと、子供の成長を見守り、そしてフォローしています。
今では、子供に対する「何?なぜ?」という不安よりも、前向きに子供と接しています。
悩んでいる方は、是非いろいろな施設や病院、そして周辺の方に相談をしてみましょう。
まとめ
今回、幼児(2歳ごろ)の多動症状についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
毎日楽しく過ごせれるよう、本記事がその他のヒントになれば幸いです。
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