2歳になるとお話も上手になってきて、今まで一方通行だった語りかけから会話になってきます。
意志疎通がとれるとママの作ったごはんを「おいしい」と言ってくれたり、今までとは違った可愛さを感じることが出来るようになりますよね。
歯も生えて2歳は歯磨きを覚える頃でもあります。
一方で、良く言われるなんでも嫌がる「イヤイヤ期」への突入もこの時期に起こります。
自我が芽生え、何でもとにかく自分でやってみたいという欲求と実際は思う様に上手く出来ない現実との葛藤が現れる時期ですね。
やらなければいけないことは沢山あるのに、朝から晩まで永遠と繰り返されるイヤイヤに悩まされているママも多いのではないでしょうか?
特に寝る前の歯磨きは、ママも1日の疲れが溜まっているのに全力拒否されて途方にくれてしまうなんてことありますよね。
でも虫歯になったら困るので歯磨きしない訳にはいかないし、何か良い方法はないものか…
私もあれこれ試行錯誤してみた結果、これが一番効果的だったという方法を発見しました。
今回は2歳の歯磨きを 嫌がる子供に歯磨きをさせるとっておきの方法をご紹介します!
2歳のわがまましつけ!「歯みがきしなさい」と言っていませんか?
2歳になると、何でもまずは自分でやってみたいという欲求が強くなります。
最初は歯ブラシを口に入れただけで「良くできたね~」と誉めていたことも、今度はゴシゴシしてみよう、「あ~い~」してみよう、と親も次のレベルを求めようとします。
それを子供が出来るようになってくると、出来ることが分かっているので今度は親の助けなしで自分でやることを求めてしまいます。
私がそうでした。
ちょうどその頃から子供が歯みがきを嫌がるようになったような気がします。
歯ブラシを渡して「歯みがきしてね~」と様子を見ても遊びだして磨きません。
言葉を変えながら促しても一向に磨かず、言ってることは理解しているはずなのにとママがイライラするばかりで結局最後は力づくなんてこともありました。
そんな時、保育園の先生に相談して言われた言葉が「こどもは命令と否定が嫌いですからね」でした。
そうです、子供に「歯みがきしなさい」と命令したり、「昨日は出来たのになんで今日は出来ないの?」と否定することは逆効果なのです。
2歳から規則正しい生活リズムを!理想はママも一緒に磨くこと?!
命令されること、否定されることが嫌いな子供ですが、親やお兄ちゃんお姉ちゃんを見て自分も同じようにやりたいという欲求はあります。
食事中、ママやパパが食べているものや飲んでいるものをみて欲しがることはありませんか?
ママやパパと同じものをもらって「おんなじだね~」と喜んでいることはありませんか?
子供は真似っこが大好きです。
何でも自分でやってみたいと自我が芽生える一方で、自分が思い描くほどスムーズには出来なくて落ち込みます。
着替えも食事中のお箸の使い方も歯みがきも、本当は上手くなりたいんです。
でも自分一人ではなかなか思うように出来ない。
それでもママにはやりなさいと言われて、イヤイヤとなります。
そんな時は見本となってあげることで、子供のやりたいを刺激することが出来ます。
「歯みがきしなさい」ではなく、「一緒に歯みがきしようね」とママも一緒になって隣で歯みがきしてみましょう。
「じゃあ一緒に上の歯から磨こうね~」
「あ~して~」と言いながら実際に手本を見せてあげます。
私はこれを実践してみたところ、子供が嫌がることなく楽しそうに歯みがきをするようになりました。
「い~」しての「い~」も一緒に磨きながら手本を見せることで、前より上手になりました。
上手になったことを誉めると子供もとても嬉しそうにして自信をつけます。
「上手く出来た!」「ママに誉められた!」が子供の自信につながり、「歯みがき=楽しいんだ!」と思えるようになっていきます。
まとめ
魔のイヤイヤ期、この時期はあの手この手で試してみてもママの思うように子供は動いてくれなくて、時間がないのに…とイライラしてしまうことも多いですよね。
私もフルタイムで働いているので、限られた時間の中で子供のイヤイヤが始まってしまうと途方に暮れてしまうことが良くありました!
ママとしては、子供が出来ることを分かっているからやって欲しいと思っていても、実は子供にとってそれはまだ十分な自信を持てる段階に至っていないのかもしれません。
自分でやりたい気持ちはあるけれど、上手く出来ない、どうすればいいのかちょっと自信がない…。そんな時はママが率先して見本を見せてあげましょう!
子供は大人の真似をするのが大好きです。
そして、大人の真似をして上手く出来たらとことん誉めてあげましょう。
誉められた体験が自信につながり、今度は自分でやってみようという意欲に変わります。
親が子供の成功体験をいっしょに積み上げてあげることで、子供は自信をつけ少しずつ階段を上っていきます。
時間はかかりますが、大事なステップとして辛抱強く見守ってあげましょう。
言わなくても「ママ出来たよ~」と言ってくれる日がきっと来ます!
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