富士山こどもの国は、「人にやさしい公園から、人がやさしい公園へ」を目指して、1999年に開園しました。富士山の麓にあり、約94.5ヘクタールの広さがあります。
自然もいっぱいで、動物とのふれあいや、冒険や工作、夏には水遊び、冬には雪遊びが楽しめます。
今回は富士山こどもの国のお出かけ情報をまとめました。
富士山こどもの国って、どんなところ?
富士山こどもの国は大きく分けて、街、草原の国、水の国に分かれています。夏は水の国で水遊び、冬は草原の国で雪遊びが楽しめます。
各国をこどもの国列車(12月から3月中旬はマイクロバス)がつないでいます。
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各エリアについて
それぞれのエリア、季節ごとの楽しみについて詳しく見ていきましょう。
街
こどもセンター、こどもホール、見晴らし塚、街の広場、ホテルロッジなどがあります。
こどもセンターには、インフォメーションセンターがあります。
工作体験、クイズラリー、オリエンテーリングやディスクゴルフ、自然観察なども行っています。
少し古いですが絵本なども置いてあります。
街の遊びプログラムについてはこちら
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こどもホールは小さな体育館で、遊び道具もあり、雨の日でも楽しく遊べます。
街の広場ではイベントが開催されたり、変わり種自転車で楽しむことができます。
売店もあり、子供の肌着やズボン、シャツ、長靴なども取り扱っています。
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草原の国
パオ集落やキャンプ場、爆裂火口、溶岩谷の遊び場、くもの巣ネット、草原の迷宮、ディスクゴルフ、花の丘などがあります。
くもの巣ネットには屋根があるので、多少の雨は大丈夫ですし、子供たちにも人気です。
牧場ではポニー、ヤギ、ヒツジ、ウサギ、モルモットなどと触れ合うことができ、乗馬体験や餌やり体験も楽しめます。
うちの子のお気に入りはヤギのお散歩体験です。
自由気ままなヤギをエサで呼んだりリードを引いたり、糞の掃除をしながらお散歩します。
わんぱくの森ではアスレチックや端材を使った工作が楽しめます。
釘を100円で購入し、置いてある端材やのこぎりやトンカチを使って、自由に好きなものを作って持ち帰ることができます。
先生はいないので、本当に自由な発想で工作が楽しめます。
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水の国
カヌー体験やいかだ作り体験ができる池や、水の遊び場、湿性の森などがあります。
夏は水遊びをする子供たちでいっぱいです。
ニジマス釣り体験も行われます。雪のある季節にも水の国へ行くことはできますが、誰もいませんでした。
うちの子は、夏限定で行われる水上ござ渡りが大好きです。
水面に敷かれた幅90センチのござの上を走って渡るのです。
下はべニヤ板で補強はされていますが、止まると沈んできてしまうので、スリルがあります。
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季節の楽しみ
■ニジマス釣り体験
3月中旬から11月中旬の土日祝日(ゴールデンウイーク中と夏休み中は毎日)に開催されます。
道具も貸してくれる(有料)ので、手ぶらで行って楽しめます。
釣った魚はさばいてくれるので、自分で炭火で焼いて食べることができます。
早めに行った方が、魚がおなかがすいているので、釣れやすいです。
子供は釣りをやったことがありませんでしたが、釣ることができて大興奮でした。
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■水遊び
水の国のプログラムは低気温、低水温の時期は休止されます。水着、マリンシューズ、水鉄砲などを持参しましょう。
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■ススキの迷路(9月中旬から11月中旬)
テニスコート18面分の面積に、自然の地形を生かして高さ2mのススキで作られる巨大迷路です。
■雪遊び
草原の国の雪の丘で、11月末から4月の始めまで雪遊びが楽しめます。
雪が少ない時は降雪機で雪を作ってくれます。そりの持ち込みやレンタルもできます。
私は雪の降らない地域に住んでいるので、母と子供を連れて遊びに行き、母までそり遊びをして楽しみました。
雪質や雪の量や天気によって楽しさが左右されるのは仕方のないところです。
暖をとるための小屋もあり、そこにはコインロッカーもありますが、数が限られていますし、容量が小さいので、貴重品以外は小屋に置いて自己責任という感じになります。
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昼食について
街のレストラン、草原のレストラン、街の売店があります。
草原にはバーベキュー場もあり(要予約)、手ぶらで行っても材料持ち込みでも楽しめます。
雪遊び期間中は、雪の丘にも軽食を販売する店が出ます。
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宿泊について
街にはホテルロッジがあり、客室が12部屋あります。
バス付タイプに3人で宿泊したことがありますが、もったいないくらい広々としたきれいなお部屋でした。
運がいいと明け方などに窓から野生動物を見られることもあるそうです。
雪遊びに行ったので、ウエア等を乾かしたかったのですが、室内にハンガーをかけられるような場所が全くないのがちょっと困りました。
ホテルロッジに宿泊した場合の食事は街のレストランでとります。こどもホールは結構遅くまで遊べるので子供は喜んでいました。
昼間遊んでいる間、荷物も預かってくれて助かりました。
草原の国にはキャンプ場、オートキャンプ場、パオがあります。こちらに宿泊される場合は、草原の国ゲートからの入園になり、草原の家で宿泊受付をします。
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服装等について
自然がいっぱいですし、富士山の麓で標高が高く、気温が平地より4~5℃低くなりますので、夏でも長袖長ズボンが望ましく、羽織るものがあると安心です。
夏には水着、マリンシューズ、帽子を、冬には雪遊びできる服装と靴でお出かけください。
富士山こどもの国へのアクセス・その他
土日祝日のみ富士駅から路線バスが運行していますが、往復1便のみとなります。
お車の場合、駐車場は無料です。冬場は路面の凍結にくれぐれもご注意ください。
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営業時間、休園日について
営業時間は、基本的に4月から9月は9:00~17:00、10月から3月は9:00~16:00ですが、ゴールデンウイーク中など混雑が予想される時には開園が早まります。
休園日は毎週火曜日ですが、5月から10月、冬休み、年末年始、春休み、ゴールデンウイーク、祝日は営業します。
営業案内、営業カレンダーについてはこちら
富士山こどもの国の料金について
富士山こどもの国の入園料は、大人820円、中学生410円、小学生200円、小学生未満は無料です。
70歳以上の方、障害者手帳または療育手帳をお持ちの方と付添人(手帳提示)は無料です。
料金についてはこちら
また、割引キャンペーン、家庭の日無料キャンペーン、平日限定小学生未満の子供を同伴の大人一名無料、雨の日来園で次回無料、富士山こどもの国クラブへの入会で割引など、お得な入園情報もあります。
周辺の幼稚園や小学校では、入園割引券がついたチラシが配られることもあるので、もらったら保管しておきましょう。
お得な入園情報についてはこちら
その他の見どころ
近隣に、富士サファリパーク、富士急ハイランド、ぐりんぱなどがあります。
ぐりんぱについては他の記事で詳しく書いていますので、ご参照ください。
ぐりんぱについてはこちらの記事に詳しく書いています
写真やドライブがお好きな方は、富士五湖巡りも素敵です。
まとめ
富士山こどもの国は、近隣にある他の施設とは違って、自然や大地を遊びの素材とし、自然の中で身体を動かしたり、ものづくりを体験したり、自分で工夫したり学んだりできることが最大の魅力です。
富士山に見守られながら、子供も大いに成長します。ぜひおいでください。
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