大人のパンツはS・M・Lとざっくりしたサイズで
ちょっとくらい誤差があっても気にせずはけます。
しかし赤ちゃんのおむつはサイズ選びが難しいですよね。
サイズがちょっとでも大きいと
すぐに横から背中からうんちやおしっこが漏れてきます。
かといってピチピチのものにすると
今度は赤ちゃんが嫌がってぐずりだす。
赤ちゃんは平均より大きめで生まれたけれど、
じゃあLサイズを買うのかと思ったら
新生児用はS・M・Lとは別サイズ。
同じ新生児サイズでもメーカーによって
微妙に大きさが違うって本当?
うちの子にはどれを選べばぴったりなの!?
このように、おむつ選びは新米お母さんを
悩ませているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、赤ちゃんにぴったりのおむつを選べるよう
各おむつのサイズ感をメーカーごとにくわしく紹介します。
今回紹介するメーカーは、
パンパース・メリーズ・ムーニー・グーン・ゲンキの5つ。
新生児・S・M・Lサイズで比較すると
パンパース<グーン<ムーニー<メリーズ<ゲンキの順で
サイズが大きくなっていることが分かりました。
細かいサイズについて解説していきます。
おむつメーカーごとのサイズの比較
○新生児サイズの比較
パンパース<グーン≦ゲンキ<ムーニー<メリーズ
新生児サイズのおむつで一番小さいのはパンパースでした。
最小周囲が34センチ、最大周囲が36センチです。
一番大きいメリーズは最小36.5センチ、最大45.5センチ。
赤ちゃんが平均よりも小柄ならパンパース、
大きめならメリーズがよさそうです。
グーン・ゲンキは、最小周囲はそれほど変わりませんが、
最大周囲がグーン41センチ、ゲンキ44センチと幅がありました。
おむつのサイズがよく分からない新米お母さんは、
ゲンキを買うと幅広いサイズに対応していて便利です。
○Sサイズの比較
パンパース<グーン<ゲンキ<ムーニー<メリーズ
Sサイズは1か月~3か月頃の赤ちゃん用です。
体重だと4~8kgほどが目安。
ここでも大きさの並びは新生児サイズと同じ。
最小のパンパースは34.5センチ~38センチですが、
最大のメリーズは39センチ~48センチと
この時点ですでに10センチの差があります。
パパや家族におむつを買ってきてもらうときは、
サイズだけでなくメーカーまできちんと伝えなければ
大変なことになってしまいますね。
○Mサイズの比較
グーン<パンパース<メリーズ<ムーニー<ゲンキ
体重が6~11kgになるとMサイズへの替え時です。
Mサイズからは順位が変動してきました。
パンパースが小さめ、ムーニーが大きめなのは変わりませんが、
メリーズはSサイズとMサイズで大きさはあまり変わらず。
その分、おしっこ・うんちの吸収率を上げているそうです。
○Lサイズの比較
グーン<パンパース<メリーズ<ゲンキ<ムーニー
Lサイズは9~14kgが適正体重。
年齢でいうと個人差はありますが1歳~2歳過ぎなので、
離乳食・幼児食を食べている頃ではないでしょうか。
Lサイズはテープタイプからパンツタイプに切り替わり、
男子・女子でもパンツがわかれてきます。
サイズ以外の点も気にかけて選んであげてください。
おむつのおすすめメーカーは強みで変わる
サイズはこれまでに紹介した通りですが、
おむつメーカーを選ぶときはサイズ以外にも
比較できるポイントがあります。
・かぶれを防ぐ通気性
・赤ちゃんが快適に過ごせる吸収性
・漏れを防止するフィット感
・家計に重要な値段
それぞれ、5つのメーカーで比較してみると、
以下のようになります。
○かぶれを防ぐ通気性
メリーズ<パンパース≦ゲンキ<ムーニー<グーン
通気性を重視するなら、メリーズがおすすめです。
赤ちゃんの肌にふれるところがメッシュになっていて
抜群の通気性を保ってくれます。
○赤ちゃんが快適に過ごせる吸収性
パンパース<メリーズ≦ゲンキ<グーン≦ムーニー
吸収性はどのメーカーも甲乙つけがたいですが
パンパースは頭一つ抜けて評価が高かったです。
産院で最も使われているブランドなのも頷ける結果ですね。
○漏れを防止するフィット感
パンパース<ムーニー<メリーズ≦グーン<ゲンキ
フィット感もパンパースがよいという意見が多くありました。
しかしながら、足をしょっちゅう動かしたりバタバタしたりする
活動的な赤ちゃんにはムーニーの方がよいという意見も。
赤ちゃんの性格で使い分けたいですね。
○家計に重要な値段
グーン<ムーニー<ゲンキ≦メリーズ<パンパース
使い捨てのおむつの値段は重要なポイントです。
一番安いのはグーン。
これまで評価が高かったパンパースは
やはりそれ相応の値段がかかってしまうという結果に。
どのメーカーもそれぞれに良さはあるので、
家計を圧迫しない観点で選ぶことも大切ですね。
まとめ
いかがでしたか?
初めてだと分かりづらいおむつ選びについて
参考になりましたでしょうか。
赤ちゃんは本当にすぐ大きくなってしまうので
ぴったりしたおむつを選ぶのは大変です。
一度に大量に買い込むと、使い切る前に
サイズアウトしてしまうことも。
各メーカーを試しつつ、赤ちゃんの成長と使い勝手をみながら
ちょこちょこ買い足していくのがおすすめですよ。
コメント