アロマの香りを嗅ぐと気持ちがリラックスしますよね。
それは、嗅覚が香りを感じた瞬間に本能や感情、記憶を司る脳の部分に直接伝わるからです。
香りの種類によって効果は異なり、自律神経などの自己免疫機能を高めることも可能です。
アロマディフューザーやバスなど楽しみ方も様々。
香りを長持ちさせるには、揮発性の異なるオイルをブレンドすると良いですよ。
使う時の気持ち、場所、時間、それぞれ適したアロマの香りでリラックスしましょう。
アロマの香りはどう使う!?簡単診断で自分に合ったものを選ぼう!
オイルには様々な種類がありますが、全てを総称してアロマオイルと言います。
エッセンシャルオイル(=精油)とは、植物から抽出した100%天然の芳香物質です。
一方でフレグランスオイルと言う人工香料もあります。
アロマオイルは以下専門店やインターネットなどで購入可能です。
・ニールズヤードレメディーズ
・フレーバーライフ
・生活の木
・無印良品
また、最近では100円ショップでも販売されており、手軽に試すことが出来ます。
その楽しみ方は様々です。
●芳香浴
リビングや寝室などの空間にアロマの香りを広げる方法です。
・アロマディフューザー、アロマストーン、アロマポットを使う
・ティッシュ、マスクやコットンに付着させる
これらが最も一般的な使い方ですね。
私もリビングにアロマディフューザーを置いています。
他にも、
●アロマバス
●アロママッサージ
●手作りのアロマ化粧品
●虫除けスプレー
など用途はたくさんあります。
自分の好きな香りがあれば香り選びもスムーズですが、初心者の場合、どの香りにしようか迷いますよね。
そんな時、気分や場面によっておすすめのアロマの香りがあります。
簡単なアロマ診断を参考にしてみてください。
●集中力を高めたい時
・レモン
親しみやすい柑橘系の香りは気分をリフレッシュさせてくれます。
・ペパーミント
スーッと爽やかな香りは、頭を目覚めさせ集中力を高めます。
●イライラを鎮めたい
・イランイラン
不安、いらつきを和らげ、幸福感をもたらします。
・ローズウッド
ストレスを減らす作用があります。
●ちょっとした休憩中に癒されたい
・ライム
気分転換にぴったり。午後からの仕事も元気に取り組めます。
・オレンジ
リフレッシュとリラックス効果があります。
●朝スッキリ目覚めたい
・グレープフルーツ
スッキリ活力が漲ります。
・スペアミント
ペパーミントよりマイルドで、意識をはっきりさせます。
●おやすみ前に心を整えたい
・ラベンダー
精神的な疲れを癒してくれる作用があります。
・ローマンカモミール
神経をリラックスさせます。不眠に効果的です。
●ゆったりした休日を過ごしたい
・ヒノキ
森林浴をしているような清涼感を感じられます。
・ティーツリー
殺菌作用があり、二日酔いにも有効です。
自分に合ったアロマの香りは見つかりましたか!?
香りの選び方のコツは!?アロマのノートって何だろう!?
効能の他にもアロマの選び方がいくつかあります。
●ノート別で香りを選ぼう
ノートとは揮発速度のことです。
香りによって持続時間が異なるのですね。
・トップノート
揮発速度が1番早いです。
持続性は短いですが、香り立ちはとても良く、オレンジ、スペアミント、ベルガモットやユーカリの精油が当てはまります。
・ミドルノート
トップノートの次に揮発速度の高い香りです。
香りは約4時間感じられます。
イランイラン、ジャスミン、ローズなどかミドルノートです。
・ベースノート
香りは6時間以上持続します。
タイム、はちみつ、バニラなど樹木や根から抽出される香りが多いです。
アロマの香りは単体でも楽しめますが、ノートの異なる香りをバランスよくブレンドすると
香りが長続きしますよ。
私はレモンの香りが好きなのですが、すぐに香りが消えてしまうことが悩みでした。
そこで、ミドルノートのゼラニウムという花の香りをブレンドすることで、継続して楽しめるようになりました。
専門店では知識のある店員さんがアドバイスをしてくれますので、オリジナルの香りを作ってみてはいかがでしょうか!?
●用途に合ったオイルを選ぼう
一般的に、オイルは天然のものと人工のものがあります。
100%天然素材のエッセンシャルオイル(精油)は、植物から抽出されたものなので、自然の香りを楽しめます。
アロマテラピー(=美と健康に役立てる自然療法)には必ず精油を使います。
アロマオイルは直接肌に付けるマッサージや化粧品にも利用出来ます。
一方、フレグランスオイルは人工的に作られているので、精油より香りが強いです。
物に付け、空間の香りを楽しみます。
アロマオイルより価格が手頃ですが、アロマテラピーの効果はありません。
また、アロマディフューザーには使えないものが多いです。
用途で上手く使い分けましょう。
小さなお子さんや持病のある方は、アロマの種類によって使用出来ないものがあります。
同様に、妊婦さんもアロマの使用には注意が必要ですが、陣痛時、ジャスミンやラベンダーで芳香浴をするとリラックス出来ますよ。
まとめ
アロマの香りは心と体を癒してくれます。
300種類以上の香りが存在し、効能も様々です。
自分に合ったアロマの香りと効能を見つけ、基本のノートからブレンドしてみてはいかがでしょうか!?
もっと専門的な知識を身に付けたいと思う方は、アロマテラピー検定がありますので、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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