離乳食が始まって、はじめは十倍がゆからのスタートですが、徐々に野菜やしらすや豆腐など、食べれるものが増えていきます。
その中には、すり鉢などでの裏ごしが大変な食材もあります。
離乳食作りに、ブレンダーは本当に必要なものでしょうか?
私の体験談も交え、離乳食を楽に手作りする方法をお伝えします。
裏漉し器では思うようにいかない・・・ブレンダー購入のきっかけに!
子供が5ヶ月から離乳食を始めましたが、地域の離乳食教室にも通って、栄養士さんからブレンダーをオススメされたことも理由のひとつですが、元々調理でブレンダーはよく活用していて、とりあえずベーシックな裏ごし器でやってみよう。
と、離乳食開始予定の1週間前に、初めての離乳食つくりに挑戦してみました。
十倍がゆは、生米30gに対してお水を300ml、ふきこぼれに気をつけながらコトコト煮て、裏ごし器で潰そうとしたら・・・・できない。
案外、簡単には潰れてくれず、やればやるほど糊のようになってしまい…
普段から料理をする私には、思った時間の倍かかって、おまけに思うようにいかず。
これは時短で賢くやらないと、後々しんどくなるな。と思い、ブレンダーを導入決意しました。
元々使っていたブレンダーは、肉なども使っていたため、なんとなく嫌でインターネットで2000円ほどの離乳食用のブレンダーを購入しました。
ブレンダーが届いて、いざやってみると、仕上がったお粥がトロトロに、ものの数秒で出来たじゃないですか!
裏ごしでゴリゴリ頑張って、腕も痛くなったのに、ブレンダーなら一瞬です。
お粥だけじゃなく、繊維質の多い野菜や、冷凍するとボソボソになりやすい豆腐も、ブレンダーでなめらかにしてから冷凍することにより、解凍後にしっとしした状態にすることができ、うちではよく食べてくれたので、2000円ほどの金額で、時間短縮、子供も喜んで食べてくれることから、買ってよかったな、導入してよかったなと思っています。
◆野菜をブレンダーでつぶしてみよう!
お粥が順調に進んでいくと、野菜を食べるようにステップアップしていきますが、おそらく始めやすい食材としては、人参、かぼちゃ、さつまいもなどの根菜、ほうれん草、小松菜などの葉物野菜などどんどん種類が増えていきますよね。
ブレンダーのコツは、強いて挙げるならば野菜をあらかじめ柔らかく煮ておく(蒸す)と、潰れやすいので簡単です。
ブレンダーをかける前に、あらかじめ柔らかくした野菜に水をいれ、ブレンダーをかけるとあっという間に離乳食の完成です。
ブレンダーのいいところは、均等になめらかになるので、口当たりもよく赤ちゃんにとってもとても食べやすく、お母さんにとっても腱鞘炎になることもなく楽ちんです。
ブレンダーでの離乳食いろいろ。裏ごしいらずで楽々お料理!
ぜひ、おすすめしたいレシピを紹介します。
・しらす(離乳食初期)
釜揚げしらすを、よくザルで洗って塩抜きし、小鍋に入れ、水を適量いれたら茹でます。
沸騰したら1分弱火で煮て、ザルに茹でこぼし塩抜きします。
塩抜きしたしらすに水を少量加え、ブレンダーで混ぜるとあっという間に白身魚の離乳食の完成です。
・かぼちゃ(離乳食初期)
皮の部分を切り落とし、種をとった実をレンジや鍋で柔らかくなるまで茹でます。
少量の水をいれブレンダーしたら、トロトロのかぼちゃスープの出来上がりです。
・ほうれん草ペースト(離乳食初期)
ほうれん草は、葉先のみ使い、よく茹でたら冷水にさらしてアクを充分にとります。
アクが取れたら、少量の水とブレンダーにかけ、ほうれん草ペーストの出来上がりです。
・豆腐(離乳食初期)
適量の豆腐を2~3分中火で茹で、少量~中量の水とブレンダーにかけ、とにかくなめらかな豆乳状になるまでかけます。
これは冷凍し、解凍した時になめらかにするためです。
私の体験になりますが、豆腐はこれをすることにより解凍後も美味しく食べてもらえます。
・りんご(離乳食初期)
りんごをくし切りにし、更にうすく切って鍋で柔らかくなるまで煮ます。
その後ブレンダーでほんの数秒、変色しないりんごペーストの完成です。
りんごは、すりおろして加熱することも可能ですが、酸化してしまい茶色くなってしまう。
すりおろすの時間がかかりますよね。
なので、こちらも是非活用ください。
ご紹介した全てのレシピは、すべて冷凍保存が可能ですが離乳食はよく冷ましてから冷凍し、冷凍した日より1週間以内に使い切ってください。
赤ちゃんが食べるものなので、野菜やしらす、豆腐は買ってきたらすぐに調理しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今は市販の離乳食もとても便利に改良されていて、忙しいママにとっては市販も活用しつつ、ブレンダーを取り入れることによってすりつぶして、裏ごしして・・・の工程が省けるため、時短で赤ちゃんも食べやすい離乳食が簡単に手作りできます。
冷凍保存も可能なので、是非作ってみてくださいね。
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