産まれたばかりの赤ちゃんは一日17時間くらいを寝て過ごしています。
基本的には授乳以外は寝ているので、昼と夜の区別はありません。
生後2ヶ月でもまだ昼と夜の区別はつきにくいと言われています。
それでは赤ちゃんの生活リズムはいつ頃から整えればいいのか気になりますよね。
赤ちゃんの生活リズムを考え始めるのにちょうどいい時期は生後3ヶ月ころからと言われています。
生後3ヶ月くらいになると少しずつ昼と夜の区別がつくようになり、昼間起きている時間が徐々に長くなります。
夜もまとまって眠れるようになり、平均睡眠時間も15時間くらいになってきます。
お昼寝の回数もだんだん減り、お昼寝以外で起きている時間も長くなっていきます。
授乳間隔も大体3時間から4時間程度に落ち着いてくる時期です。
この頃から、日中の起きている時間は明るくにぎやかに遊びを楽しみ、夜は暗く静かに過ごし、寝る環境を整えてください。
しかし赤ちゃんの生活リズムは個人差も大きく、みんなが同じ生活ではないので注意が必要です。
赤ちゃんの生活リズムは日によってバラバラ!我が家の場合は⁉
実際に我が家の赤ちゃんが生後3ヶ月のときどうだったかと言うと、授乳間隔は2時間だったり4時間だったりとバラバラでした。
夜の睡眠も朝まで起きない日があったり、2時間から3時間程度で起きてしまったり生活リズムは本当に毎日違いました。
我が家の場合、授乳間隔がバラバラになる原因はお昼寝の長さが日によって違うことでした。
一回のお昼寝が15分から30分で起きてしまうこともあれば、2時間ぐっすり眠ることもありました。
泣いてばかりで全く寝てくれない日もありました。
うちの子は、お昼寝がうまくできなかったときやお昼寝から早く目覚めてしまうととてもグズりやすい傾向にありました。
そのため、前回の授乳から3時間も経たないうちに授乳をして落ち着かせていたので、授乳間隔がバラバラになってしまったのです。
赤ちゃんの生活リズムを整えるのが難しい時は朝と夜だけ時間を決めよう!
赤ちゃんが生活リズムに乗らないとお母さんもイライラしてしまいますよね。
私も、赤ちゃんがお昼寝している間に家事をしたり、息抜きをしたり、一緒にお昼寝して身体を休めたり…と色々考えていました。
しかし全然思い通りにいかずいつもイライラしていました。
初めての子育てで検索魔になり、「どうしてうちの子は夜まとまって寝てくれないんだろう?」「授乳間隔も一定にならない!」と悩んだこともありました。
でも赤ちゃんも一人の人間なのです。個人差があって当たり前です。
そんな時は無理せず赤ちゃんのペースで過ごしましょう。
だからと言って、赤ちゃんと一緒になって朝起きるのが遅くなってはいけません。
夜も大音量でテレビをつけたままにして、明るい照明の下で過ごしてはいけません。
生後3ヶ月は昼と夜の区別がつき始める頃なので、赤ちゃんと一緒に規則正しい生活を送ることを心掛けましょう。
規則正しい生活をすることで、『明るい時間は起きて遊ぶ時間』『暗い時間は寝る時間』と赤ちゃんに認識してもらうのです。
朝は6時から7時頃になったらカーテンを開けて、太陽の光で目を覚ましましょう。
雨や雪の日で暗い場合でもきちんとカーテンを開けて、電気をつけて明るくしましょう。
夜は19時から21時頃になったら、寝る環境を整えて薄暗い部屋で静かに過ごしましょう。お昼寝も薄暗い部屋でさせると、今は寝る時間なんだという習慣が身につくと思います。
お風呂も毎日決まった時間に入ることで、お風呂→授乳→就寝というリズムが赤ちゃんにつきやすくなります。
まずは無理せずこれだけ決めて過ごしてみませんか。
毎日ある程度の生活リズムを整えることで、赤ちゃんも少しずつ体が覚えていきます。
もし余裕が出てきたら、日中の暖かい時間にお散歩に出かけるのもいいと思いますよ。
まとめ
初めての子育ては毎日不安ですよね。
私も毎日色々なサイトや育児書を読み漁りました。
そこにはいつも「生後3ヶ月ころから夜まとまって寝るようになる」とか「授乳間隔は3時間から4時間で安定する」と書かれていました。
でもうちの子には全然あてはまりませんでした。
産後のホルモンバランスが崩れている精神状態で、日々の疲れと寝不足もありました。
そんな中で調べたことができていないと「こうしなきゃいけない!」「こうさせなきゃダメなんだ!」とどうしても思ってしまいがちです。
生活リズムを気にしすぎてお母さんがイライラしたり、ストレスを貯めてしまっては心身ともにさらに不健康になってしまいます。
生活リズムを整えることは、今後の赤ちゃんの成長にも大きく影響してくるのでとても大切なことです。
でも一番大事なのは、赤ちゃんに無理させないこととお世話するお母さんが育児を楽しむことだと思います。
お母さんが焦っていると赤ちゃんにもその気持ちがうつると言われていますよね。
大変なことも多いと思いますが、一人で頑張りすぎずゆったりとした気持ちで育児ができるといいですね。
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