床材・フローリングの色選びで部屋のイメージは大きく変えられる!

あなたは今どんな部屋に住んでいますか?

 

また、今後どんな部屋に住みたいと思いますか?

 

できることなら居心地の良い、自分らしいインテリアで整えられた素敵な空間に住みたいですよね。

 

そのためにはお部屋の印象を自分の理想のイメージに近づける工夫をしなくてはなりません。

 

部屋を演出し、印象を大きく左右する要素には、揃える家具や雑貨・小物のほか、カーテンなどファブリック等々いろいろなものがありますが、壁や天井の色使いなど部屋の内装によっても部屋の印象は大きく変わるものです。

 

日本国内において、一般住宅の室内の壁や天井は白やオフホワイトなどの無地のクロス(壁紙)が多く採用される傾向にあります。

 

そのため、壁材や天井材の存在感に比べると、カラーの選択肢が豊富な傾向にあるフローリング・タイルなどの床材の色は部屋の印象を決める重要な要素となり得ます。

 

例えばフローリングの木の色をホワイトイエローなど白に近い明るい色を選ぶと、家具や照明などは同系色のイエロー系はもちろんのこと、グレーや寒色系のブルーなどで揃えても涼しげでおしゃれな印象の部屋にすることができます。

 

また、フローリングの木の色を赤に近いウォルナット系の色を選ぶと、部屋を重厚感のある落ち着いた大人な雰囲気の部屋にできたり、レトロな印象の部屋のベースにも近づけることができます。

 

おしゃれで素敵な部屋をつくるためには、お部屋の印象のベースとなるフローリングやタイルなど、床材の色選びがとっても重要なのです。

 

今回は、フローリングの色を変えたいと思った時に役立つ、手軽に床の色を替える方法をご紹介したいと思います。

 

目次

フローリングの色を手軽に変えたい!そんな時どうする?

「もう少しフローリングの色を明るめにして部屋の印象を軽やかにしたい」とか、「持っている木家具の色と引っ越したい部屋のフローリングの色とが合わない」なんて時に、いざフローリングの色を変えたい!となっても、テーブルやソファの色を取り換えるのとは少し訳が違いますよね。

 

フローリングやタイルなどの床材は基本的に建物自体にくっついているものですし、DIYやセルフリノベーションで解体して新しく貼りかえるには相当根気が必要な作業になります。

 

手軽とはちょっと言い難いですね。

 

もし、お住まいの住宅が賃貸物件なら、勝手に床材を変えたいからと剥がすことなんて尚更できませんしね。

 

そういった場合、フローリングの色を簡単に変えてしまう方法としておすすめなのが、フローリングの木目模様がプリントされた、床に敷くタイプのクッションフロア(CF)の長尺シートを既存のフローリングに重ねて貼ってしまう方法です。

少し昔は、クッションフロアのプリント柄もわざとらしいものが多くあり、一目で本物のフローリングではないと分かってしまうようなチープなものもありました。

 

ですが、最近は種類や色の展開も増え、グレイッシュカラーが豊富にあるものや、表面にエンボス加工が施され、少し古びた木の表面の質感が再現されているものなど、一目ではシートを貼っていると分からない商品も増えてきました。

 

商品の多くは厚さ2~3㎜程度のクッション性のシートなので特殊な工具などは必要なく、カッターやハサミで好きな形にカットできてとても扱いやすいです。

 

既存のフローリングの上に重ねるかたちで、裏側に両面テープを貼り付けたクッションフロアのシートを貼るだけで簡単に床の色が変えられてお手軽です。

 

賃貸物件の場合、フローリングの傷防止や傷をつけたことによる余計な修繕費の出費節約にもなります。

 

クッションフロアシートを上貼りする場合は、既存のフローリングの表面を傷つけないために、両面テープを貼る箇所の下に貼って剥がせるタイプのマスキングテープなどを予め貼っておくと安心です。

 

長尺シートタイプよりも少し材料費はかかる傾向にありますが、シート状のものではなく、タイル状の材料もあります。

 

ですが、賃貸の床材をdiyで材料費を安く抑えたいのなら、やっぱり長尺のシートがおすすめです。

 

様々な色や大きさや柄のものがホームセンターやインターネットでも簡単に手に入るので、好みに合ったものを探してみてください。

 

クッションフロアのフローリングは柔らかいもの、へこみに注意!

 

先ほど紹介したクッションフロアは、塩化ビニール樹脂でできたシート状の床材なので、名前の通り「クッション」素材です。

 

そのため、表面は柔らかいですし、へこみやすいです。

 

重量のある家具などを長時間同じ場所に置いていたらすぐにへこんでしまいます。

 

クッションフロアのへこみを賃貸物件で退去時に発見した場合などは、余分に修繕費を請求されるんじゃないかなんて焦ってしまいますよね。

 

インターネット上では、クッションフロアが部分的にへこんでしまった場合の対処法として、熱を加えて元に戻す方法などが紹介されています。

 

スチーマーやドライヤーなどを利用してへこみを元通りにするということですが、クッションフロアに熱を加えすぎると表面のプリントが変色・劣化したり、クッション自体の材質が変化してしまうため、やりすぎには注意です。

 

そもそもクッションフロアのへこみは、部分的に重みが加わるために発生するものなので、重みを分散させるように家具を配置するように気を付けておきましょう。

 

具体的には、家具の大きさに合わせたベニヤ板やアクリ板を家具とクッションフロアの間に敷くことが効果的です。

 

家具の脚にかかる重みを分散させることができます。

 

クッションフロアにテレビ台など常時動かさない家具を置く場合はこの方法がおすすめです。

 

テーブルなど下に板を敷くのがデザイン的にも好ましくない場合などは、厚め(硬め)のラグを家具の下に敷いておくだけでも効果はあります。

 

また、お部屋の模様替えをして家具を定期的に異動させるのも床材のへこみ対策としては良い方法です。

 

まとめ

今回は、フローリングの色を変えたいと思った時に役立つ、手軽に床の色を替える方法として、長尺クッションフロア(CF)をフローリングに重ね張りするやり方をご紹介しました。

 

部屋の印象を自分好みに手軽に変えられるだけでなく、既存の床材の保護にもなる便利な方法です。

 

最初からリビングのような大きい部屋は難しいかもしれませんが、トイレや洗面など比較的面積の少ない部屋は施工の難易度も高くなく、チャレンジしやすいです。

 

ぜひ試してみてください!

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