お腹の中で赤ちゃんは動き回っています。
まだ赤ちゃんが小さいうちはお腹の中に余裕もあるのでぐるぐるしている赤ちゃんも多いです。
赤ちゃんの向きは超音波検査で確認することが出来ますが、自宅で自分で確認するのに便利なのが胎動です。
胎動が強く感じられる場所によって赤ちゃんの向きを知る事が出来ます。
へその緒や胎盤の位置、子宮の形は個人差があるので逆子になったり、ならない赤ちゃんもいます。
赤ちゃんは生まれるまでの約10ヶ月間、お腹の中で周りの声を聞いたり眠ったり、お乳を吸う練習をしたりしています。
赤ちゃんはお腹の中でどんな向きなの?
赤ちゃんは一般的にお母さんの骨盤に向けて頭を下げた体勢です。
しかしずっとこの体勢ではなく骨盤に足を向けている逆子の状態になったり横に寝た状態になったりすることもよくあります。
特にまだ赤ちゃんのサイズが小さい時はお腹の中で動き回る余裕があるのでぐるぐる動き回っています。
妊婦健診にいくと超音波検査をします。
その検査で今赤ちゃんがどんな向きなのか知ることが出来ます。
超音波検査以外でお腹の中の赤ちゃんの向きを知る方法は胎動です。
①骨盤に向けて頭を下げた体勢の場合
赤ちゃんのパンチやキックはお腹の横側で受けやすくなります。
②骨盤に足を向けている逆子の状態の場合
足が骨盤の方にあるので膀胱のあたりでキックを受けやすいです。
赤ちゃんが成長すると頭がどんどん大きくなるのでその重みもあり骨盤の方に頭が下がっていきます。
妊娠28週…逆子の赤ちゃんは全体の25%
妊娠32週…逆子の赤ちゃんは7~14%
妊娠37週…逆子の赤ちゃん3%
このように逆子の赤ちゃんはどんどん少なくなっていきます。
逆子になってしまう人もいれば、まったくならない人もいます。
それはへその緒や胎盤の位置、子宮の形が関係しています。
逆子になってしまった場合、逆子体操をしたりお灸をしたり、ポジショニングなどの方法が知られていますが明確な医学的根拠はないと言われています。
行う際は医師と相談してから行いましょう!
赤ちゃんはお腹の中で何してるの?
お母さんのお腹の中にいる約10ヶ月の間いったい何をしているのか気になりますよね!
お腹の中でいろいろなことを練習し、私たちのもとに生まれてきます。
①動き回っている
胎動でもわかるように赤ちゃんはお腹の中で動き回っています。
羊水の中で泳いだり、足や手を動かしたり、成長していくと指を動かしたり、どんどん細かい動きが出来るようになります!
②周りの声を聞いている
お母さんの声や周りで話ている声も赤ちゃんには聞こえています。
他にもお母さんの血液が流れる音も赤ちゃんには聞こえています。
③眠っている
妊娠32週を過ぎると赤ちゃんは起きたり眠ったりを繰り返し規則正しい生活をするようになります。
④お乳を吸う練習をしている
赤ちゃんは生まれてすぐお乳を吸うことが出来ます。
まだ吸い方がヘタな赤ちゃんも多いですが、吸いついてくれますよね!
それはお腹の中で自分の指を吸って練習しているからです。
まとめ
赤ちゃんはお腹の中で動き回っています。
そのため向きもコロコロ変わっています。
超音波検査以外でも胎動で知る方法もあります。
①骨盤に向けて頭を下げた体勢の場合
赤ちゃんのパンチやキックはお腹の横側で受けやすくなります。
②骨盤に足を向けている逆子の状態の場合
足が骨盤の方にあるので膀胱のあたりでキックを受けやすいです。
お母さんのお腹の中にいる約10ヶ月の間
赤ちゃんが行っていることは以下の通りです。
①動き回っている
②周りの声を聞いている
③眠っている
④お乳を吸う練習をしている
生まれてくるまで赤ちゃんはお腹の中で毎日生まれてきた後のために
たくさん練習しています。
お腹の中に赤ちゃんがいる時間が限られています。
貴重な時間を赤ちゃんと楽しみましょう!
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