・産後は筋力が弱まっているので、骨盤をベルトやガードルでしっかり締める
・赤ちゃんと外出出来るようになったら少しずつ運動をして、弱まった筋肉を鍛えましょう。
・保湿と引き締め効果がある専用のクリームでお風呂上りにマッサージ
・脂っこいものは避け、魚、豆、海藻類など低カロリーで高タンパクな食事を心がける
・出産で開いた骨盤は横からの力に弱いので、仰向けで寝ると良い。
出産という大きな仕事を終えたお母さん。
産まれてきてくれた赤ちゃんと支えてくれたお父さんや家族と共に新しい生活が始まりますね。
産後は赤ちゃんのお世話が優先されますが、お母さんの体のケアも大切です。
個人差はありますが、妊娠前の体に完全に戻るまでは約1年かかります。
産後体質が変わった、肌が乾燥するようになったなど様々な症状が出てくることもあります。
特に産後半年間は体が元に戻ろうとして急激に変化します。
この時期にしっかりケアをしておくと、骨盤のずれやたるんだ皮膚の戻りが良くなります。
そのためには、
・骨盤ベルトやガードル
・適度な運動
・食生活を見直す
などの方法があります。
可能な範囲で徐々に試してみてはいかがでしょうか!?
産後の体を引き締めるには!?おすすめアイテムと方法をご紹介
産後1ヶ月はとにかく休むことに努めましょう。
後陣痛で下腹部が痛んだり、筋肉や骨盤を支える靭帯は緩んでいます。
更に、昼夜問わずの育児で体はボロボロです。
軽い運動も控えるようにしましょう。
産後2~3ヶ月後は徐々に以下の方法を試して体を元に戻していくと良いですよ。
骨盤ベルトやガードル
出産で開いた骨盤は、2ヶ月ほどかけ元に戻ろうとします。
しかし、産後は筋力が弱まっており自力では戻りが遅くなることもあります。
そこで骨盤をベルトやガードルでしっかり締めてあげましょう。
「ピジョンの骨盤ベルト」は産後すぐ使えて装着が簡単なのでおすすめです。
骨盤が開いたままだと、内蔵を守るために皮下脂肪が蓄えられてしまい、産後太りの原因になります。
産後はまず骨盤を整えることを考えましょう。
運動
骨盤がグラグラしている時期は、軽く座った状態での運動から始めましょう。
椅子に座って腹筋を意識しながら「ハッ、ハッ」と声を出すだけでも引き締め効果がありますよ。
赤ちゃんと外出出来るようになったら少しずつ運動をして、弱まった筋肉を鍛えましょう。
引き締めクリームとマッサージ
お風呂上りにクリームを塗りながらマッサージをすると良いですよ。
塗るだけで保湿と引き締め効果がある専用のものがおすすめです。
ピジョンからはジェルタイプとクリームタイプが発売されています。
毎日コツコツと続けることが大切です。
食生活の改善
個人差はありますが、産後食欲が増すことがあります。
母乳だと「たくさん出さなくては!」と張り切り過ぎてしまうお母さんも少なくありません。
栄養を摂取することは大切ですが、食べ過ぎは肥満と乳腺炎を引き起こす原因になり得ます。
脂っこいものは避け、低カロリーで高タンパクな食事を心がけましょう。
魚、豆、海藻類がおすすめです。
産後お腹はいつ戻る!?知らなかった衝撃の事実!
妊娠中大きくなったお腹はどれくらいで元に戻るがご存じですか!?
私は赤ちゃんさえ出てこれば、風船のようにすぐお腹もへこむものだと思っていました。
しかしそれは間違いです。
産後、赤ちゃんや胎盤が体外に出てもすぐお腹が元に戻らないのは、子宮がまだ大きいからです。
妊娠中、赤ちゃんが大きくなるにつれて子宮も通常より30cm以上膨らみます。
大きくなった子宮は収縮を繰り返し、1~2ヶ月かけて元に戻っていくのです。
よって産後退院する際は、ウエストに余裕のある洋服を準備しておくことおすすめします。
マタニティウエアやワンピースが楽ちんですよ。
また、双子や羊水過多などで妊娠中に子宮がより大きく広がった場合は、子宮の戻りが遅くなりぽっこりお腹が続くことがあります。
急がずゆっくり体型を元に戻していきましょう。
他にも産後脂肪が付きやすくなる原因がいくつかあります。
〇運動不足
新生児の間は外に出る機会が自然と減るので、運動不足になりがちです。
摂取したエネルギーと消費するエネルギーのバランスが崩れ、肥満に繋がります。
筋肉を徐々に鍛え、代謝をあげていきましょう。
〇ストレス
特に初産の方は初めての育児で、ストレスが溜まりやすくなります。
抱き方はこれで赤ちゃんはしんどくないかな!?
おむつを替える時には「この順番で合っているかな!?」と
慣れるまでは1つ1つの動作にも不安になってしまうものです。
ストレスは脳に大きな負担をかけ、食欲増加や睡眠障害など、体を元に戻す過程を妨げます。
深刻になると「産後うつ」にもつながる可能性もありますので、体を戻すと同時にストレス発散方法を見つけるようにしましょう。
〇加齢
2人目、3人目になるにつれ太りやすくなった、または痩せにくくなったことはありませんか!?
年齢とともに基礎代謝が落ちてしまうことも脂肪が付きやすい原因です。
基礎代謝とは、呼吸したり心臓を動かしたりと、生きるために必要なエネルギーのことです。
10代半ば~後半がピークで、その後は年齢とともに低下していきます。
習慣的な運動や体を冷やさない食事を心がけることで、改善が期待できます。
〇寝る時の骨盤への負担
出産で開いた骨盤は横からの力に弱くなっています。
よって仰向けまたはうつ伏せで寝ると良いですよ。
仰向けの場合は浮いている腰部分タオルやクッションを入れ膝を立てると姿勢が楽になります。
帝王切開で出産した方は傷口に影響が出るため、うつ伏せはやめましょう。
横向きで寝る時は、両ひざを揃えることを意識すると、骨盤に負担がかかりにくいです。
まとめ
お母さんの体が完全に元に戻るまでは約1年を要します。
産後すぐは無理をせずゆっくり休み、徐々に体を慣らしていきましょう。
クリームやベルトなど手助けしてくれるアイテムもたくさんあります。
お父さんを始めとする周りのみんなでサポートしてあげましょうね。
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